専門学校 東京テクニカルカレッジ GO! YOUR FUTURE 2025
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Envonmentallir Technoogy環境テクノロジー科 就寝勉強スマホゲーム入浴食事授業登校起床SDGs6都内公園の一般利用者に、水辺に生息する生物に対して興味・関心を持ってもらうため、環境教育用の絵本図鑑を作成しました。SDGs1511学校のテラカフェから廃棄されるコーヒー粕を活性炭として再利用できないか、実験をとおして検証しました。SDGs4例年6月頃に授業で実施してきた西東京の奥多摩にある矢沢川の底生生物調査の結果から、近年の環境変化を調査しました。SDGs12放置竹林を宝地竹林にするために、竹の特長を活かした色々な活用方法を調査し、自ら体験・実践しました。SDGs4SDGs1512My Favorite Time!TopicsVoice 私のキャンパスライフ11:0012:0013:0014:0015:0016:0017:0018:0019:0020:00Tokyo Technical College 202521:0022:0023:0066水生生物の絵本製作(環境教育用)コーヒー抽出残渣の活性炭化クラスメイトと食べるランチは最高♪7:008:009:0010:00「環境の保全」とはどういう意味を持つのでしょうか?・・・環境基本法第14条に次のように掲げられています。人の健康が保護され、及び生活環境が保全され、並びに自然環境が適正に保全されるよう、大気、水、土壌その他の環境の自然的構成要素が良好な状態に保持されること、さらに、生態系の多様性の確保、野生生物の種の保存、その他の生物の多様性の確保が図られるとともに、森林、農地、水辺地等における多様な自然環境が地域の自然的社会的条件に応じて体系的に保全されること、とあります。当科は1996年につくられ、日本が目指す「環境の保全」に貢献できる人材育成を目標に、「自然環境保全」と「公害防止(処理)技術」を身につけた「環境エンジニア」の育成を柱に、これまで多くの人材を輩出してきました。これからも健全で恵み豊かな環境を維持しつつ、環境への負荷の少ない健全な経済の発展を図りながら、持続的に発展することができる社会(持続可能な社会)づくりに興味を持つ若者たちと一緒に私自身も成長し続けたいと思います。都内公園内の池の水源(井戸水)には鉄分が多く、水生生物への影響が懸念されおり、最適な鉄分除去方法を検討しました。都内で実践している養蜂について調査し、学校で養蜂をおこなうために必要な条件や問題点等を提案しました。65Tokyo Technical College 2025これからの持続可能な社会の実現に向けた自然と人間との関わり方について、あらためて認識できる研修を設けています。国内環境研修(選択科目)は、世界自然遺産登録地の「小笠原諸島」「屋久島」などを計画しています。SDGs(エスディージーズ)とは国際連合により採択された、持続可能な開発目標を指します。「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」など、2030 年までに17項目の目標達成をめざす世界的な取り組みです。「海の豊かさを守ろう」「陸の豊かさも守ろう」など、環境テクノロジー科での学びにもつながっています。リアルジョブプロジェクト〈RJP〉井戸水の鉄分除去都市型養蜂の調査先生 Message 自分の「好き」を活かそう!環境テクノロジー科の檜原村矢沢川の水生生物調査竹林問題に関する調査今野 祐二 先生〈リアルジョブプロジェクト〉30by30(サーティ・バイ・サーティ)は、2030年までに生物多様性の損失を食い止め、回復させる「ネイチャーポジティブ」というゴールに向け、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標です。日本は2021年時点で陸域の約20%、海域の約13%を保護地域として保全しています。2030年までに陸域については10%(埼玉県10個分)を自然保護の場に変えていかなければならないことになります。この目標を達成するために、効果的な地域をベースとする手段として、保護地域ではないが、効果的な生物多様性保全が行われている場所、人と自然の共生地域をOECMに(Other Effective area-based Conservation Measures)認定し、保全地域を拡大していくことになりました。当科は、この環境省自然共生サイト「OECM」に認定された「八王子市長池公園」(管理:NPO法人フュージョン長池)を自然環境保全の学びのために校外実習先のひとつとしています。公害防止管理者として、公害発生施設又は公害防止施設の運転・維持・管理、燃料・原材料の検査等をおこなう専門家です。公害は決して過去の話ではなく、公害発生施設を稼働させる限り、将来に渡って公害防止を継続していく必要があります。この国家試験は、水質関係、大気関係、騒音・振動関係、ダイオキシン類など13の区分があります。当科ではこのうち、水質関係および大気関係について学ぶことができます。公害防止管理者ですから難易度もそれなりに高く、当科では水質関係第四種について対策講座を実施しています。教室でおこなう講義だけで環境について学べるわけではありません。実際に調査対象区域に足を運び、サンプリングの方法やモニタリング調査の手法、野外活動における安全管理などを学びます。2年間でなんと!実験・実習全授業の70%環境テクノロジー科 1年田代 士恩 さん東京都立八王子拓真高等学校出身空いた時間で、資格の勉強!わからないところは、わかるまでとことん学びます昼休みまでもうひとふんばり、授業に集中!お気に入りの場所は図書室。はかどります!高校の自然科学部で生物や化学の実験に触れ、生物関連の仕事に興味を持ち、環境テクノロジー科に進学しました。新たに環境のことを知り、実習を通じて失敗から学び、将来に活かせる経験を積んでいます。図書室で資格勉強や課題に取り組んだり、授業やフィールドワークで自然環境を実体験したりする時間が特に好きです。現在は資格勉強に力を入れ、わからないことは徹底的に調べ、自己成長に努めています。勉強も家でリラックスして明日に備えます高校時代に学んだSDGsを発展させよう■「30by30」って知っていますか?■公害防止管理者(国家資格)対策も実施■授業全体の約7割が実験・実習自然と社会への貢献を目指す環境テクノロジー科の使命と展望野外実習をとおして自然環境の調査・保全技術を学びます!教室でおこなう講義だけで環境について学べるわけではありません。実際に調査対象区域に足を運び、サンプリングの方法やモニタリング調査の手法、野外活動における安全管理などを学びます。実習を通じて失敗から学び、将来の仕事に活かしたいと思います1320時間RJPMy Day

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