東洋英和女学院大学 GUIDEBOOK 2025
25/70

様々な行事で培った難題に打ち勝つ力。今も大学院で子育て支援について研究。15年働いてきた中で印象的な出来事は、幼稚園だった職場が認定こども園に移行したことです。満3歳からの対象年齢が0歳になった上、長時間保育になったことでそれまで経験したことのないお昼寝や夕食の準備などが加わり、戸惑うことが多くありました。しかし、プレイデーや収穫祭といった大学での行事を通して仲間と協力しながら難題に打ち勝つ力を培っていたため、職場でも職員との連携によって乗り切ることができました。現在は働きながら大学院に通っています。子育て支援や子どもの生活環境の変遷など、興味深いテーマの研究はわくわくします。大学院で得た学びは園に還元し、研究そのものは自身の生涯学習として続けていきたいと考えています。収穫祭の実行委員先生方にお渡しする招待状の文面を厳しくチェックされ、何度も作り直した経験が、困難に立ち向かう強さと最後までやり遂げる力を与えてくれました。大学院進学近年は共働きの保護者が増えるなど、保育を取り巻く環境が変動していることから、改めて子育て支援のあり方を学び直そうと思い大学院に進学しました。新しい扉を見つけたきっかけGUIDEBOOK 2025FILE.02認定こども園相模女子大学幼稚部 勤務小板 美奈子さん2009年3月 人間科学部 人間科学科(現 保育子ども学科カリキュラム)卒業(東京都 私立桜美林高等学校 出身)東洋英和女学院大学大学院 人間科学研究科 人間科学専攻幼児教育・発達臨床学領域在籍24

元のページ  ../index.html#25

このブックを見る