322日間にわたって、幕張メッセで行われたニコニコ超会議は、動画サイト「ニコニコ動画」から端を発した日本最大級のネットとリアルの複合型イベント。東京富士大学イベントプロデュース学科では、コロナ禍以前から毎年、実習生の受け入れをいただいています。今年度に入って初めての実習ということで、学生達も若干、緊張の面持ちでしたが、イベントがスタートすれば一転、一生懸命、来場者に寄り添って対応する姿がありました。学生の凸版印刷様は、TOPPANと社名を変更し、120年をこえるその歩みで培った「印刷テクノロジー」をさらに進化させ、デジタルを利用した持続可能な社会の実現に向かう企業です。健康ライフサイエンス、教育・文化交流、都市空間・モビリティ、エネルギー・食料資源を成長領域と設定しています。大学との連携もいろいろな形で進められている中、本学のイベントプロデュース学科としては、まず基本の印刷テクノロジーの勉強交流を始めています。凸版ミュージアム(印刷博物館)にお伺いして、コミュニケーションメディアとしての印刷の価値・可能性の理解を深めて具体的な連携の形を模索していきます。湘南国際マラソン事務局と連携して、ラン&ウォーク1.4kmのプログラムのボランティアを本学学生がすべて担当しました。本学にて「マラソン大会をつくる」と題して湘南国際マラソン事務局川崎慶太氏、金井菜摘氏に講演していただき、後日にボランティア応援企画を学生が事務局にプレゼンしいくつかのアイディアが採用されることに。大会当日は、ラン&ウォーク1.4kmの受付、コース誘導、スタート式・フィニッシュ対応などを担当し、終了後はフルマラソンのD地区の応援に回りました。手作りの小旗やファンサうちわ、メガホンでの声出し応援、「エイエイオー」の会場一体型掛け声は、約2万人のランナーたちを笑顔にし、実際にマラソン大会を盛り上げる企画を自ら考え手ごたえを感じたことでしょう。また、膨大な量のマニュアルや運営の舞台裏を支えるスタッフの緻密な仕事を垣間見て大変参考になりました。イベントプロデュース学科の学生はさまざまなイベントに体験実習として参加させていただいています。体験しないとわからないことばかり、自らの頭で考え仲間と協力して行動することで今後に活かせる経験をし成長することができます。BumB東京スポーツ文化館で行われた「ゆるスポーツランド2023に本学イベント学科生が実習の一環で参加をしました。ゆるスポーツは、健常者(シニアから幼児まで)も、障がい者も、日本人も外国人も、体力や技術に関係なく、誰もが「ゆる〜っと」楽しむことができる日本発のニュースポーツ。10種類以上のゆるスポーツ競技が楽しめるとあって、多数のマスコミ取材も入っていました。馬頭琴のコンサートは、学生中心で運営したので、裏方の運営と一緒にコンサートの司会も経験させてもらいました。ダイバーシティパークでは、キッズエリアで障がいを持った子どもたちとクレヨンで地面にお絵かきをして、様々なコミュニケーションのあり方を学べました。東京ガールズコレクションでは、ステージ裏の運営スタッフとして、秒刻みのスケジュールで動く、プロの緊張感を体験できました。イベント実習は東京富士大学だからこそできる貴重な経験の場です。きっとこれからの私にプラスになります。イベントプロデュース学科4年神奈川県 私立横浜学園高校出身イベントごとに経験できる内容が異なるので、実習の大切さを実感しています山根 希歩声産学連携の進め 「凸版ミュージアム見学」「第18回湘南国際マラソン・ボランティア実習」ニコニコ超会議2023ゆるスポーツランド2023
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