東京富士大学 GUIDEBOOK 2025
32/68

31リアル開催としては12回目となる「すみだストリートジャズフェスティバル」。錦糸公園をメイン会場に、スカイツリーをはじめ区内各地で30を超すステージが繰り広げられ、墨田区がジャズライブ一色となるビッグイベントです。本学では第2回より毎年イベント現場実習として参加しています。前日は準備設営で、倉庫で機材の仕分けや整理、運搬、また会場でのテントの設営を行いました。翌日、翌々日がイベントの本番で、本学の学生たちは「ジャズバス」と「飲食」を担当。「ジャズバス」はその名の通り、路線バスの車内をステージとして見立て、乗客はライブを楽しみながら墨田区内を移動する人気コンテンツです。バスの車内は大盛り上がりで、最終運航は学生たちも参加し、とても楽しい実習となりました。7月22日(土)、23日(日)、渋谷区千駄ヶ谷にある東京体育館で2日間にわたって開催されたフルコンタクト空手大会(新極真会主催)に本学イベント学科生が運営協力しました。日本全国から3000人以上の選手と応援など来場者が1万人という日本最大級の規模の空手大会。ボランティアも含めた運営スタッフも400人以上にのぼり運営担当のイベント会社のリーダーの指揮のもと冷静に対応し、報告・連絡・相談という「ホウレンソウ」の重要さを肌身で経験した実習でした。Department of Event produceディスプレイの総合企業、株式会社昭栄美術の国内最大級規模の「SHOEIベイスタジオ」を特別に見学させていただきました。社員さんによる会社説明はもちろん、滅多に見ることができないステージ美術やブースデザイン、ディスプレイなどの制作現場の見学、大型サインの貼り込み作業体験までさせていただきました。学生にとって、観るもの、触るものすべてが初めての経験となりましたが、「イベントの仕事」の面白さや多様さを学ぶことができ、改めて、イベント業界に関心を深めた学生も多かったようです。新宿区中央公園で行われた「ダイバーシティパーク2023in新宿」では年齢・性別・国籍・障がいの有無や価値観等の多様性を受入れ、尊重し合うというダイバーシティの基本理念を元に、「違い=個性」としてさまざまな立場や考え方を持つ人々が一堂に会しメッセージを発信するイベントであり、東京富士大学イベントプロデュース学科では、コロナ禍以前から毎年、実習生の受け入れをいただいています。実習を通じて、ノーマライゼーションやダイバーシティといった、これからの社会を考える上で欠かせない、様々な価値や意義を理解することができたのではないかと思います。Event training第36回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023春と秋の年2回、東京エリアで行われる「東京ガールズコレクション」は、常にテレビでも取り上げられる人気ファッションイベントです。本学では2013年より毎回イベント実習として20名以上が参加しています。実習内容は設営期間におけるケータリング業務、リハーサル日・本番日の受付や誘導といった運営業務、出演者入り口の警備、スポンサーブースの運営補助など多岐にわたります。チケット入手困難な人気イベントにスタッフとして参加できることは、良い経験となるでしょう。©マイナビpresents TGC 2023 S/Sすみだストリートジャズフェスティバル2023昭栄美術ベイスタジオ見学ダイバーシティパーク2023空手ドリームフェスティバル2023イベントプロデュース学科イベント実習

元のページ  ../index.html#32

このブックを見る