東京経済大学 大学案内 2025
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きたむらさとしこまはし けいこはやふねけんいちろう講義紹介講義紹介進化・変貌し続けるメディアとともに、伝え方も日々変わっていきます。そうしたメディアの最前線を、実践的に学ぶことができる学科です。講義紹介大きなスクリーンを活用し、アフレコなどもできます。ソーシャルメディア論身体表現ワークショップ広報論皆さんの生活のなかでもよく用いているであろう、ソーシャルメディアを学問的に扱う授業です。ソーシャルメディアは情報通信技術の発展とインターネットの普及のなかで現れたサービスで、InstagramやTikTokのようなSNSやYouTubeのような動画共有サービスが含まれます。この授業ではただ使っているだけでは気づきにくいソーシャルメディアの特徴を取り上げながら、ソーシャルメディアが社会にもたらしている影響を考えていきます。ソーシャルメディアのなかった時代から、ソーシャルメディアが使われる時代になってどのような変化が起きたのでしょうか。また、ソーシャルメディアが普及したことでどのような問題が人々の生活のなかに生じるようになったのでしょうか。授業を通じて、日常で慣れ親しんだソーシャルメディアをとらえ直し、コミュニケーション学の立場から分析する力を養っていきます。この授業の目的は、学生の皆さんが社会に出た時に、コミュニケーションのツールとしてアニメーションを活用できるような道筋を案内することです。具体的にはアニメの映像以外の音声、効果音、音楽という要素に焦点をあてて、アニメを鑑賞し、かつ、実際に音声を吹き込む体験をすることで、アニメへの理解を深めると同時に、自らの発声や演技スキルを磨くことをめざしています。このことで、コミュニケーションにおける音声の重要性を学ぶことができると思います。私自身は、さくらももこさん原作の「コジコジ」「ちびまる子ちゃん」などのプロデューサーをはじめ、多くの映像作品に関わってきました。またアニメは過去に、広告・広報を超えて戦争のプロパガンダの手段にもなったという負の側面もあります。こうした実務経験を通じて得た知見を、皆さんにお伝えしたいと考えています。PICK UP!スタジオ舞台用照明、音響PA、大型スクリーン、鏡&レッスンバー、キャットウォークなどを備えた小ホール型の教室です。5.1chサラウンドも利用できます。板張りで、身体表現、舞台表現にうってつけの空間。この大学案内は「広報」のひとつです。本学のこと、コミュニケーション学部のこと、そして授業の内容を知ってもらうために制作しています。ほかにも、公式サイトからマスコミ取材対応まで、多くのメディアを活用して情報発信しています。企業等も同じで、自社が社会課題を解決するようなプロジェクトを行っていること、本業を通してサステナブルな社会実現に貢献していることなどを、ステークホルダー(利害関係者=消費者・従業員・投資家等)に知ってもらうために、さまざまなコミュニケーション戦略を駆使しています。そうした広報理論や実務を学ぶのが「広報論」です。情報は、伝わることで認知され、認知されてから理解され、理解されてから好意に発展します。正確な情報を伝えて理念を共有し、レピュテーションを高め、それを意識変革や行動変容につなげるまでのコミュニケーションメカニズムを学びます。撮影機材もあり、基本操作なども学ぶことができます。PRプロフェッショナルはP.071へ北村 智 教授駒橋 恵子 教授早船 健一郎 客員教授046123メディア社会学科って?

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