東京経済大学 大学案内2024
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すずきぬまたはなみのぶお単発のボランティアではなく、地域に寄り添い課題を見つけ、イベントなどを企画・立案・実行する点が、他にはない魅力だと思い「こくスマ!」に参加しました。「こくスマ!」の楽しさは「提案型の主体的なボランティア活動を行える」ことだと思います。言われたことにただ取り組むのではなく、自分たちで見て、知って、考えて企画を立て、最後まで責任を持って取り組んでいくことができます。このような活動から、「今自分のできること」に集中し全力で取り組むことの楽しさと可能性を学ぶことができました。実は「こくスマ!」に所属するまでは、留学や長期インターンシップでの新規事業立ち上げなど、注目を集めるような挑戦に価値を感じるところがありました。しかしサークル活動を通して、身近な地域、環境でも学生にできることは多くあり、それらを通して自分自身も将来の夢や希望の発見があり、大きく成長できることを実感しました。代表となった今は、私が経験したように、活動していくことで目的を見出していけるサークルにしていければと思っています。国分寺駅の観光案内所に17時から19時まで駐在して街をガイド。こくぶんじ観光まちづくり協会のレクチャーを受け、サークル全員が認定されたコンシェルジュとして活動しています。外国人観光客には英語でも対応します。認定学生がつけるコンシェルジュバッジと市内イベント班が制作、販売している「こくぶんじFAN缶バッジ」。収益は公共団体へ寄付しています。大学祭ではフリーマーケットや缶バッジづくり、ゲームコーナーを出展。面白そうな企画にはどんどんチャレンジします。国分寺市、観光まちづくり協会、音楽フェス団体などと連携して、メンバーがさまざまなイベントを企画、運営。活動収益は国分寺市社会福祉協議会に寄付金として還元しています。最近の成果は漫画アニメーション研究会とコラボしたLINEスタンプ「崖っぷちくん」が学生に好評です。新しく誕生した「国分寺駅北口駅前広場」の利用価値の向上に向け、人々が笑顔で憩える空間を創出するため、文化・芸術的な要素を加味した学生発の音楽イベントを定期開催。市民が誇れるシンボリックなスポットへ昇華させていくことをめざしています。ロゴ入りブルゾンでメンバーの一体感アップ!「こくスマ!」代表課題解決型ボランティアサークル「こくスマ!(国分寺×スマイル)」最初から最後まで取り組むことで、自分たちも成長できるサークルに顧問からのコンシェルジュ幹部ぶんじコンシェルジュ代表幹部葵祭プロジェクト「こくスマ!」はボランティアサークルという面もありますが、国分寺という街の、“街づくりサポーター”でもあると言えるのではないでしょうか。積極的に地域の行事に参加することも、地域活性化のイベントを企画することも、国分寺の人が住んでいて良かったと思える街にしたいという、サークルメンバーたちの気持ちが原動力になっています。より良いサポートをするためには、現状を見て問題を知り、解決策を立て行動していくことも大切になります。「こくスマ!」は、それが実践できる場でもあると思います。広報市内イベントロータリーイベントINTERVIEWSocial Contributions鈴木 恒雄 特命講師コミュニケ―ション学部 コミュニケーション学科(3年)東京都立東大和南高等学校 出身メッセージ沼田 花心バッジを販売!缶091「こくスマ!」ってどんなサークル?「こくスマ!」はSDGsの17の目標のうち「11.住み続けられるまちづくりを」と「17.パートナーシップで目標を達成しよう」の実現をめざして地域と連携した活動を行う課題解決型のサークルです。

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