東京経済大学 大学案内2024
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経済学部経営学部コミュニケーション学部現代法学部キャリアデザインプログラム総合教育科目関数と微積分の入門講義です。具体的な現象を微積分を用いて解析することを目標としています。数学は、さまざまな現象を客観的にとらえ、未来を正しく予測する手段として活用されてきました。現象を数学的に取り扱うためには、そこに潜む数理構造を探り出し、微積分を用いて定式化する手続きが重要になります。その際、数理構造を時間の関数として定式化できると、その現象の未来予測が可能になります。この手法は、自然現象のみならず、経済活動の実際の現場に至るまで広く使われています。大学受験のための世界史は唯一の正解のある歴史ですが、私が語るのは現在から過去へと問いかける正解のない歴史です。過去を知ることで現在を理解し、将来への展望を得ることができます。歴史は国家の政治や経済を扱うものという印象がありますが、それは歴史学のほんの一部にすぎません。この広い世界を生きる人間の、無限の可能性を発見したとき、私たちは大きな喜びを感じます。空間も時間も超えた、たくさんの人々との出会いを通じて、こうした体験をすることが、歴史学のだいご味だと思います。英語圏への留学準備のための英語テストであるTOEFL®を利用して、主に英語のライティングに取り組みます。そして、書いた内容を口頭で論述できるように練習します。「ちょっと英語が話せるようになる」のではなく、英語で人を説得させられるような力を修得することを目標としています。そのためには、単に文法的な英語を書くだけでは伝わりません。誰に対して、何を、どのような順番で言うと効果的か、よく考えるスキルを身につけていきます。このゼミの魅力は自分の可能性に挑戦できることだと思います。過去のゼミ生のなかには、TOEIC®300〜400点台から出発し、年間約700時間の自主学習をこなして留学を実現させ、TOEIC®900点台で卒業、そして商社や海外の日系企業などで活躍している卒業生がいます。また、海外の大学への編入や大学院への進学をしたケースもあります。英語に限らず、外国語ができるようになると、考え方や行動範囲が広がり、世界が違って見えるようになります。数式から現象の未来をとらえる人の顔が見える世界史を学ぼう自分の可能性を信じて挑戦してくださいゼミの活動形態文献講読個人研究プレゼンテーションフィールドワーク講義①講義②ゼ ミ阿部 弘樹 准教授高津 秀之 准教授小田 登志子 准教授063INTERVIEW数理の科学Ⅰ外国史ⅠTOEFLに挑戦

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