東京経済大学 大学案内2024
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質問や相談に丁寧に対応できるのは、少人数教育だからこそプレゼンテーションを数多く経験することで、伝える力がつきました123徹底的に考え抜くチカラが養われる多角的に見つめるチカラが養われる協調して創りあげるチカラが養われるPOINTPOINTPOINT少人数授業を履修したのは、自分が関心を持った内容の授業があったことと、先生や他の学生との距離も近く、より深く学べると思ったからです。「ニュースで学ぶ経済学」では、新聞をはじめとしたさまざまなメディアのニュースから課題を見つけ、数人のグループで内容を深く分析し、自分たちの考えをまとめてプレゼンテーションを行います。発表に向けてスムーズな進行を考えたり、それぞれの意見をまとめるなどの作業をしていくことで、協調性が養われたと思います。「教養ゼミ」は、日本の現状から課題を見つけ、将来を支える私たちが何をめざすべきなのか、これから何をすべきかなどを考える授業でした。この授業はグループで活動するのではなく、自分で選んだ課題について深く掘り下げ、分析し、一人で発表するのですが、最大の難関は発表の持ち時間が20分間あることでした。今まで20分間も人前で話した経験がなく、さらに話す内容をわかりやすくまとめて発表することにも気を配らなければならず大変でした。これらの科目を通して、協調性や多角的に考える力に加え、プレゼンテーションを数多く経験したことで鍛えられた自己表現力が身についたと思います。また少人数だからこそ授業を通して友人を作りやすいという面もあり、そこでできた友人は同じ課題を一緒に考える仲間なので、「そんな考えがあるのか!」という驚きや「同じ考えだ!」という共感もあり、サークルやクラブ活動での友人とは、また違った刺激を与えてくれます。教員との距離が近く、相談しやすい環境が「理解できるまで考え続けること」をサポートします。他者の意見を聞き、それを自分なりに考える行為を繰り返すことで新たな視点を作ります。目標に向かって、自分の役割を果たしながら仲間のフォローも心がけることの大切さを知ります。少人数教育のポイント経済学部(1年) 静岡県立静岡高等学校 出身くりたそういちろう009栗田 壮一朗信頼を育むチカラ

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