今を生きる私たちは、極めて環境変化の激しい時代にあって、今後の社会を自ら築いていく気概を持って進んでいかなければなりません。特に日本を取り巻く環境においては、グローバル化の推進とともに、持続可能な循環型社会の構築、少子高齢化への対応、さらにはダイバーシティ(多様性)尊重などの諸課題を先送りすることなく、直ちに実践していく局面を迎えています。そのためには、幅広い教養と実学に裏付けられた専門能力が強く求められます。人文社会学部は4つの学科で構成され、さらに各学科は専門コースに分かれており、8コースを擁する学部です。国の未来を支える学校教育者養成、当事者に寄り添った福祉人材やメディア・グローバル人材養成、さらにはICT・スポーツ・観光産業分野を含む実践的経営全般を学ぶ機会を提供しています。本学部では、研究・教育において高い実績を持つ教員と、企業や公共の組織などで豊富な実務経験を持つ教員が、それぞれの持ち味を活かし教育プログラムの充実を図りながら、徹底して親身な指導に努めています。皆さんが本学部に入学されれば、必ずや豊かで実りある大学生活となることを信じています。意欲あふれる未来ある皆さんのご入学を心待ちにしています。033Faculty of Humanities and Social Sciences学部長メッセージ一人ひとりの生き方の選択肢が尊重される時代。きみは、どんな未来を叶えていくのだろう。世界とつながる、プロフェッショナルたちから学ぶ実践知。多様な価値観に触れ、これまでの常識は幾度となく覆される。きみの学びは、国境を、人種を、文化を超えて、あらゆる変革の波を乗り越える幹となる。ここは、多様化の時代を支える、多彩な人材が実る場所。人文社会学部長藤川 健一慶応義塾大学法学部卒業。総合商社の勤務を経て2018年より帝京平成大学現代ライフ学部経営マネージメント学科(現人文社会学部経営学科)教授、2020年より観光経営学科長、2022年より経営学科長、2023年より人文社会学部長。[児童学科/人間文化学科/経営学科/観光経営学科]幅広い教養と専門能力を身につけ、自ら未来を切り開く人材を育てます中野キャンパス初等教育や福祉、語学、経営、トレーナー、情報、観光など現代の社会情勢や時代のトレンドを踏まえたうえで、生活になくてはならないジャンルの専門知識や技術を学び、就業に結びつけます。多彩な能力が、実る。人文社会学部
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