帝京平成大学 GUIDEBOOK 2025
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帝京平成大学には地域の一員として、学んだことを実際に活かす機会が多く設けられています。地域住民とのふれあいは、コミュニケーション能力や実践能力などを養うことができる良い機会です。舘林 佑介さん 人文社会学部 児童学科 保育・幼稚園コース 4年千葉県 船橋市立船橋高等学校出身019Student’s Voice3年次に「プリプリキッズ・ユニバ」で行った実習は、とても有意義な時間でした。特に印象に残っているのは、子ども同士の玩具の奪い合いです。本気で怒り、本気で泣いている子どもたちを見て、その純粋さに心が動かされました。出会ったばかりの頃は、恥ずかしそうに保護者の後ろに隠れていたのに、いつの間にかけんかをするまでに成長していた子どもたち。実習を通して得た一番の学びは、こうした子どもの成長を間近で体感できたことです。それぞれに成長速度があり、一人ひとりに合った関わり方を学ぶことができました。保護者の方々の悩みを聞けたのも貴重な経験です。帰りの会では学生同士で役割分担して、ヒーローショーを行ったことも。どうすれば子どもたちが興味を持ってくれるのか、グループ内で考えて進行しました。これらの経験はきっと将来に役立つと思っています。中野キャンパスでは年40回、学内に親子広場「プリプリキッズ・ユニバ」を設け、地域で子育て中の家族に開放しています。「子育て支援を目的とした地域交流の場」と「学生教育の場」の2つを軸に運営され、毎年3年次の「子育て支援演習」を選択した学生が実際に子どもたちや保護者とのふれあいを通して、保育・幼児教育現場に直結する コミュニケーション能力などの実践能力を養っています。また、授業や実習先で感じたことや疑問点などを実践・解消する場でもあり、学修理解を深めていくこともできます。保育に関する専門知識や技術を座学で学び、それを実践できる環境が学内で整うプリプリキッズ・ユニバ。座学と実践を繰り返し行うことで、身につけた知識と技術をより深めることができ、学生の成長を促していきます。帝京平成大学の特長REGION地域と関わり専門性を発揮するかけがえのない一つひとつの経験を将来に活かす学内で子どもとふれあう場座学で学び現場で実践繰り返すことで理解を深める人文社会学部児童学科 保育・幼稚園コース即戦力を育てる徹底した実学教育02

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