帝京平成大学 GUIDEBOOK 2025
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健康や医療、スポーツ領域で幅広い学問を学び、地域住民と密着した医療人を養成する健康医療スポーツ学部では、地域医療を核に多角的なチームアプローチについて段階的に学修します。2年次にはそれぞれの職種の役割について学び、他職種との連携をイメージしながら、チーム医療への理解を深めます。3年次には、医療・保健・福祉の現場でチーム医療の一員として活動できる知識と技術を、演習や事例検討を通して学び、チームで連携し協働するための実践能力を養います。増田 萌香さん 健康メディカル学部 健康栄養学科 4年埼玉県 西武台高等学校出身016Student’s Voice現代の医療福祉分野において欠かすことのできない「多職種連携」。異なる職種を目指す他学科の学生同士でチームを組みディスカッションした時間は、とても有意義でした。今までは管理栄養士の視点で考えるだけでしたが、それぞれの職種の役割や患者さんへの介入方法を知り、様々な考え方があることを学びました。職種によって着目する点や捉え方が異なることで、より多くの視点で考える機会になります。皆で連携しながら進めることで、自職種がチーム医療の中でどんな役割を担っているのか体感できたことも大きなプラスになりました。学科の学びだけでは気付かなかったことも多く、もっと多職種連携の経験を積みたいと考えています。この授業で学んだことを活かし、将来は他職種と高め合いながらチーム医療を進めていく。自分だからこそできる管理栄養士になりたいと思います。薬剤師・看護師の役割についての理解と連携を深めることを目的に、薬学部薬学科とヒューマンケア学部看護学科では2日間にわたり合同授業を行っています。1日目は、各年度のテーマについて医師、薬剤師、看護師など異なる医療職が講義を行い、2日目には、2学科の学生が混成グループを作り、講義を基にグループディスカッションと発表を行います。健康医療スポーツ学部異なる職種と連携することでチームにおける役割を理解できる薬学部×ヒューマンケア学部看護学科

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