帝京平成大学 GUIDEBOOK 2024
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017018帝京平成大学には地域の一員として、学んだことを実際に活かす機会が多く設けられています。地域住民とのふれあいは、コミュニケーション能力や実践能力などを学ぶことができる良い機会です。中野キャンパスでは年40回、学内に親子広場「プリプリキッズ・ユニバ」を設け、地域で子育て中の家族に開放しています。「子育て支援を目的とした地域交流の場」と「学生教育の場」の2つを軸に運営され、毎年3年次の「子育て支援演習」を選択した学生が実際に子どもたちや保護者とのふれあいを通して、保育・幼児教育現場に直結する コミュニケーション能力など実践能力を養っています。また、授業や実習先で感じたことや疑問点などを実践・解消する場でもあり、学修理解を深めていくこともできます。保育に関する専門知識や技術を座学で学び、それを実践できる環境が学内で整うプリプリキッズ・ユニバ。座学と実践を繰り返し行うことで、身につけた知識と技術をより深めることができ、学生の成長を促していきます。「オレンジバルーンフェスタ」は、地域でがん医療を支える医師、歯科医師、看護師、薬剤師、またケアマネジャーなどの医療・介護関係者らと本学の学生や教職員が一堂に会して開催するイベントです。学生セッションでは、実際に中野区の訪問診療や訪問看護、また保険薬局などに学生が赴いて体験した内容をポスターにまとめて発表を行いました。千葉キャンパスでは、地域に開かれた健康づくりの場として、教職員・学生と地域住民が一体となって運営する総合型地域スポーツクラブ「帝京平成スポーツアカデミー」を開設しています。授業で学んだことを活かして地域住民に健康づくりの支援をしたり、学生自ら企画・運営・指導を行ったりしているプログラムもあります。将来、教諭やスポーツ指導者など、スポーツに関わる仕事や医療現場で働くことを目指している学生にとって、コミュニケーション能力を養いながら実践で学ぶことができる貴重な場となっています。人文社会学部児童学科 保育・幼稚園コース薬学部ヒューマンケア学部看護学科健康医療スポーツ学部健康メディカル学部保育実習に参加する前には、現場で必要となる知識や態度、技術をしっかりと授業で学修しました。子どもたちの前で行うことを想定した模擬保育では、学生同士が評価し合うことで、自分自身の課題に向き合うこともできました。実習では2歳児のクラスを担当。子どもによって発達のスピードが異なることに戸惑うこともありましたが、一人ひとりの様子を丁寧に観察し、先輩の保育者にアドバイスを頂くことで積極的に子どもたちと関わることができました。最初はうまく接することができなかったですが、最終日に子どもが手を振ってくれたときの感動は忘れられません。この実習を通して、年齢ごとの子どもの発達や気持ちの変化について学ぶことができました。将来に活かせる貴重な経験ができたと感じています。「東京都食育フェア」は、食育活動に取り組む団体などによる食育に関する情報の提供や、東京都産の農畜産物などの試食・販売などを行い、楽しみながら食育への関心を深めるイベントです。本学のブースでは、学生が自ら食育イベントの企画・運営を行い、授業で学んだことを活かして地域住民の健康の維持・増進に貢献できる実践の場となっています。また、管理栄養士を目指す学生にとって職業意識を高められる貴重な機会にもなっています。プリプリキッズ・ユニバ子どもとの遊びを考えたり、保護者と交流しながら、私たち学生で活動を作り上げていきます。授業での学びを実践できるだけではなく、子どもの成長を間近で見ることができる貴重な場です。健康栄養学科矢部 悠斗さん人文社会学部 児童学科 保育・幼稚園コース 4年帝京平成大学の特長即戦力を育てるregion地域と関わり専門性を発揮する座学で学び現場で実践繰り返すことで理解を深める学内で子どもとふれあう場徹底した実学教育中野区医師会とのイベント地域貢献と自らを磨く現場職業意識を高める貴重な機会保育実習で理解した子どもの発達や気持ちの変化02

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