帝京大学 GUIDEBOOK 2024
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008医学部 医学科淑徳巣鴨高等学校 出身 医学部附属病院が隣接していて、高度な医学知識や技術を身につけられる環境が整っている帝京大学板橋キャンパス。幼い頃に生死をさまよう病気を経験したことで、医学の道を志した小原俊さん(医学科)は大学の学びをこう語っている。「1年次の前半の必修科目『プロフェッショナリズムⅠ』の実習は、医療現場で行われるので実践的な学びができました。医師になることへの覚悟もでき、学習へのモチベーションにもつながりました」 小原さんは医療系サークル「ACLS研究会」にも所属。ほかの医療系学部の学生とふれ合うなかで、“チーム医療”への意識も高めている。「医療は医師1人ではできず、他の専門領域のチームスタッフで力を合わせて行うものです。各領域で最善策を考え、それらをまとめるのが医師の役割だと思っています。サークル活動はもちろん、他学部との合同授業に参加することで、“自分流”の医師像が見つけられました。患者さんやスタッフをはじめとする、人の訴えに耳を傾け、最適な治療ができる医療人になりたいと思います」小原 俊 さん(5年)チーム医療を学ぶなかで確立した“自分流”の医師像

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