昭和音楽大学 GUIDE BOOK 2025
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音楽芸術表現学科大学音楽学部カリキュラム(2024年度内容) 声楽コース特色ある授業4年次3年次2年次1年次Departmentof Musical Arts歴史と伝統に裏付けられた教育が確かな実力を身につけた声楽家へと導く声を作り上げる過程にある学生の間にベルカント唱法の基礎を確実に身につけるため、1年次は週2回・30分の個人レッスンを行い、声の特徴に合う適切なレパートリーを修得します。歌曲を中心に学び、歌唱の技術を 身につける。歌曲やアリアを広く学び、海外研修で 研鑽を積む。舞台での実践を重ねて、豊かな表現力を 養う。大学オペラ公演2023 『愛の妙薬』 G. ドニゼッティテアトロ・ジーリオ・ショウワ必修科目選択必修科目選択科目昭和音大を体験してみよう!1年次◎カリキュラムは変更となる可能性があります。 ◎専門科目(選択)、教養科目(必修・選択)、外国語科目(選択必修)については P.92 をご参照ください。2年次Message大学で学んだ身体の使い方や演技の基礎は3年次Showa Academia Musicae4年次声楽Ⅰ① ピアノⅡ① 合唱①ハーモニー演習① オペラ演習Ⅰ①西洋音楽史Ⅰ 歌うためのイタリア語基礎イタリア語基本ソルフェージュ①〜③ 聴音・視唱ソルフェージュ①〜③■盤ソルフェージュ①〜③ 総合ソルフェージュ①〜③藤原歌劇団 正団員米田 七海 さん Nanami Yoneda第3回ヴィットーリオテッラノーヴァ国際声楽コンコルソ第3位/第2回かわさき新人声楽コンクール第2位 2022年藤原歌劇団『イル・カンピエッロ』ニェーゼでデビュー、2023年パリで「第2回オペラ・フォー・ピース アカデミーマスタークラス」に参加。 アカデミアロッシニアーナ Alberto Zedda 2024参加予定声楽Ⅰ② ピアノⅡ② 合唱②オペラ演習Ⅰ②オペラの歴史と作品初級イタリア語声楽アンサンブル基礎ドイツ歌曲① フランス歌曲①11分野の科目群から選択声楽Ⅰ③オペラ演習Ⅰ③合唱③海外研修Ⅰオペラ公演実習声楽コース卒業/大学院修士課程修了東京都 国立音楽大学附属高等学校出身声楽Ⅰ④オペラ演習Ⅰ④合唱④実技個人レッスン(声楽Ⅰ)1年次/週2回2〜4年次/週1回Showa Academia Musicae40声楽の歴史はイタリアから始まりました。イタリア語による自然で美しい発声法は「ベルカント唱法」と呼ばれ、現代まで続く声楽の基本です。実技個人レッスンでは段階的にこの技術を正しく、確実に身につけていきます。また、本学は1年次からオペラ演習が必修科目であることも大きな特徴です。基礎演技から始め、レチタティーヴォの歌い方や様々な役を演じることを学びます。海外研修では現地講師のレッスンを受け、大学オペラ公演に参加するほか、国内外の著名な声楽家や演出家の特別講座や、マスタークラスの機会も豊富です。多様な学修と経験を経て舞台人として表現力の幅を拡げ、コミュニケーション能力を向上させて、社会人として役立つ人間力を養います。声楽Ⅰ実技個人レッスンです。呼吸から発声、共鳴にいたるまでの歌唱の技術を基礎から身につけていきます。オペラ演習Ⅰ①〜④基礎的な演技やスコアの読み方(特にレチタティーヴォ等)から段階的に学修し、舞台人としての表現力を身につけます。数多くのオープンキャンパス・講習会を実施。オンライン参加も可能です。(詳細はP.112へ➡)オペラ公演実習大学オペラ公演の舞台に合唱として出演します。歌詞のディクション(発声の仕方)を学び、合唱部分の演習を行いながら、作品およびオペラの全体像を深く理解し、舞台での演じ方、歌い方、オーケストラとの合わせ方などを実践的に学修します。在学中、特にやりがいを感じていた授業にオペラ演習があります。演技の基礎から細かく指導を受け、歌うための身体の使い方を学びました。最初は楽しく、そこから表現する喜びを知って探究心が高まりました。海外研修では、オペラの本場イタリアで言葉や文化に触れて卒業後の夢が膨らみ、さらに技術を磨くことに没頭するきっかけとなりました。そして何よりも、歌うことの喜びを教えてくださった恩師と出会えたことに心から感謝しています。舞台に立つ今も、迷ったときは大学時代に培った基礎に立ち返るようにしています。そうしてオペラの舞台に立ち続けることが私の目標です。合唱せいち精緻なアンサンブルを創りながら、合唱作品への理解を深めます。「メサイア」と「第九」公演では、昭和音楽大学合唱団として出演します。41Point!4年間の学び 〜カリキュラムの特徴〜舞台に立つ今も指針になっています30分30分Vocal Music 60分

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