カリキュラム(2023年度)大学音楽学部音楽芸術表現学科 声楽コース特色ある授業4年次3年次2年次1年次Departmentof Musical Arts歴史と伝統に裏付けられた教育が確かな実力を身につけた声楽家へと導く必修科目選択必修科目選択科目※海外研修Ⅰについては、今後の社会情勢を考慮してカリキュラムの見直しを行う場合があります。昭和音大を体験してみよう!1年次2年次◎専門科目(選択)、教養科目(必修・選択)、外国語科目(選択必修)については P.16〜 をご参照ください。Message経験と知識は自分だけの財産3年次Showa Academia Musicae4年次大学オペラ公演2022 『フィガロの結婚』 W.A.モーツァルトテアトロ・ジーリオ・ショウワ声楽Ⅰ① ピアノⅡ① 合唱①ハーモニー演習① オペラ演習Ⅰ①西洋音楽史Ⅰ 歌うためのイタリア語基礎イタリア語基本ソルフェージュ①〜③ 聴音・視唱ソルフェージュ①〜③■盤ソルフェージュ①〜③ 総合ソルフェージュ①〜③藤原歌劇団 正団員木村 有希 さん Yuki Kimura日本トスティコンクール第5位、 第2回江戸川新進音楽家コンクール第3位、 第47回イタリア声楽コンコルソ入選International Opera Studio PESARO(イタリア)留学大学オペラ公演では「フィガロの結婚」スザンナ役、「ドン・ジョヴァンニ」ドンナ・アンナ役、「コジ・ファン・トゥッテ」フィオルディリージ役、「フィガロの結婚」伯爵夫人役を演じる声楽Ⅰ② ピアノⅡ② 合唱②オペラ演習Ⅰ②オペラの歴史と作品初級イタリア語声楽アンサンブル基礎ドイツ歌曲① フランス歌曲①11分野の科目群から選択声楽Ⅰ③オペラ演習Ⅰ③合唱③海外研修Ⅰ※オペラ公演実習声楽コース卒業/大学院修士課程修了宮城県 宮城学院高等学校出身声楽Ⅰ④オペラ演習Ⅰ④合唱④実技個人レッスン(声楽Ⅰ)1年次/週2回2〜4年次/週1回Showa Academia Musicae42声楽の歴史はイタリアから始まりました。イタリア語による自然で美しい発声法は「ベルカント唱法」と呼ばれ、現代まで続く声楽の基本です。実技個人レッスンでは段階的にこの技術を正しく、確実に身につけていきます。また、本学は1年次からオペラ演習が必修科目であることも大きな特徴です。基礎演技から始め、レチタティーヴォの歌い方や様々な役を演じることを学びます。海外研修では現地講師のレッスンを受け、大学オペラ公演に参加するほか、国内外の著名な声楽家や演出家の特別講座や、マスタークラスの機会も豊富です。多様な学修と経験を経て舞台人として表現力の幅を拡げ、コミュニケーション能力を向上させて、社会人として役立つ人間力を養います。声楽Ⅰ実技個人レッスンです。呼吸から発声、共鳴にいたるまでの歌唱の技術を基礎から身につけていきます。オペラ演習Ⅰ①〜④基礎的な演技やスコアの読み方(特にレチタティーヴォ等)から段階的に学修し、舞台人としての表現力を身につけます。数多くのオープンキャンパス・講習会を実施。オンライン参加も可能です。(詳細はP.112へ➡)オペラ公演実習大学オペラ公演の舞台に合唱として出演します。歌詞のディクション(発声の仕方)を学び、合唱部分の演習を行いながら、作品およびオペラの全体像を深く理解し、舞台での演じ方、歌い方、オーケストラとの合わせ方などを実践的に学修します。合唱せいち精緻なアンサンブルを創りながら、合唱作品への理解を深めます。「メサイア」と「第九」公演では、昭和音楽大学合唱団として出演します。43声を作り上げる過程にある学生の間にベルカント唱法の基礎を確実に身につけるため、1年次は週2回・30分の個人レッスンを行い、声の特徴に合う適切なレパートリーを修得します。歌曲を中心に学び、歌唱の技術を 身につける。歌曲やアリアを広く学び、海外研修で 研鑽を積む。舞台での実践を重ねて、豊かな表現力を 養う。Point!4年間の学び 〜カリキュラムの特徴〜「本物」に出会えるのは昭和音大生の特権ですミュージカルがきっかけで、夢に向かって歌唱を極めようと思い入学しました。在学中はマスタークラスに選抜されたり、学長賞声楽コンクールで入賞するなど、成長を実感できる機会がありました。そして4年次に出演した大学オペラは、歌はもちろん、衣装から演出まで一切の妥協がない「本物」の舞台でした。濃密な稽古の日々を過ごし、終演後は感動に包まれて涙があふれ、もっとオペラを勉強したいと強く思いました。幸せな数々の経験に導かれて、今の私があります。30分30分Vocal Music 60分
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