SHOWAWOMENSUNVERSITY2025石’ I 〈2年次後期 時間割〉井 智1年次各先生が自分の専門分野を語る「管理栄養士概論」。厚生労働省で働く可能性など、想像していなかった管理栄養士の仕事を知った。調理技術の習得の必要性も感じる。2年次「栄養生化学」や「微生物学実験」など実験実習が増加。「解剖生理学実験」で、自分の血液と尿を食前と食後で分析して血糖値の違いを確認するなど、実践的な学びによって知識が定着。3年次現場の大変さを肌で学ぶ。給食実習で初めて100名分の食事を作る。病院実習で、患者さんのアレルギーや投薬量などを間違えることができない状況を体感し、現場の大変さ、苦労を肌で感じる。4年次管理栄養士の国家試験に向けて、これまでの学びを復習するべく、積極的に模擬試験の受験や演習科目を履修。就職後を見据えて参考書を繰り返し読み、知識も増やす。94 123 45Wed.Thu.Fri.臨床医学総論応用栄養学 B栄養教育各論解剖生理学実験 B食品衛生学・食品加工学実験管理栄養士の活躍の場を知る。実験実習によって知識が定着。復習のために演習科目を履修。Mon.食品と加工Tue.臨床医学各論給食管理論公衆栄養学総論基礎栄養学実習応用栄養学実習生化学実験臨地実習事前事後集中講座いしいちより代里管理栄養学科4年東京都 都立北園高等学校 出身管理栄養学科を選んだ理由は、管理栄養士の受験資格を取得できること。栄養士の資格だけよりも将来の選択肢が広がり、日本臨床栄養協会の学校会員としてNR・サプリメントアドバイザーの試験が受けやすいことも魅力でした。3年次前期までの時間割は、ほとんどが必修科目でした。しかも実習が多く、レポートを書き続ける日々。最初は苦労しましたが、何度も繰り返したことで着実に構成力や文章力が身につきました。大きな転機となったのが、2年次の「臨床医学総論」と「臨床栄養総論」。腎臓病など疾患の原因と症状を学ぶことで、なぜ栄養療法や薬物療法が必要かというメカニズムもわかっていったのです。そこに面白さを感じて、病院栄養士を志すように。病院実習では、栄養管理や栄養相談を体験。授業のロールプレイとは違う緊張感に身が引き締まったものです。卒業後は、希望がかなって病院で働きます。1年目から患者さんへ適切なアドバイスをするためにも、管理栄養士の国家試験を高得点で合格したいと思います。VOICES在学生インタビュー病院の管理栄養士になる目標がかなった。
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