昭和女子大学 大学案内 2025
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SHOWAWOMENSUNVERSITY20253 I’ 22デジタル化やグローバル化が加速する今、専門分野の枠を超えた知が求められるようになっています。新たな時代に即した教養プログラムを昭和女子大学は設置しています。データサイエンス入門経済社会での事例を交えながら、データやAIが幅広く活用されていることを理解していく授業です。まずデジタルエコノミー(デジタル技術をベースとした社会経済のあり方)のさまざまな事項や分野を、次にデータサイエンスの諸分野の概要を学習します。データサイエンス演習 Ⅱ A、Ⅱ B、Ⅱ Cプログラミング言語のPythonを基礎から学び、それを用いてデータ分析のためのプログラムを作成。Excelでは困難な大規模データの分析も可能になります。ビジネス系(II A)、社会調査系(II B)、AI系(II C)の3科目からひとつを選んで履修します。統計学入門 A自然や社会の中にあるさまざまなものや出来事の特徴や傾向を客観的に抽出し、解析する統計学。平均値をはじめ、四分位数、パーセンタイル、分散(ばらつき)といったデータの広がりを表す統計的数値を理解し、評価できるようになることを目指します。データサイエンス演習 ⅠExcelの基本操作を習得しながら、データサイエンスの基本的な考え方と方法論を学んでいく実践型学習です。授業では実務で使われている膨大かつ複雑なデータを取り扱うほか、ビジネスの現場と同レベルのデータの収集、作成、集計、分析に取り組みます。データサイエンス演習 Ⅲ売上や顧客台帳といった実際のビジネスデータをPythonで分析します。データに合わせて分析手法を選べる理論的知識、分析のためのプログラミング技術、結果を自分の言葉で説明できる知識とプレゼンテーション能力の習得を目指します。数学 B現代社会のさまざま場面で活用されている確率論を学ぶ授業です。まず日常生活での事例を交えながら、基本概念について理解していきます。次に演習を通じて、算出方法を習得するほか、講義で身につけた知識を定着させます。最終回からひとつ前の講義では、統計学についても触れます。データサイエンスのスキルを高める科目群があります。プログラム修了要件当プログラムの入門・初級の3単位は、文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」に認定されています。さらに本学では発展的な科目群も用意しています。データサイエンス副専攻プログラム「高度な統計解析、プログラミング能力を身につける」文理融合教育推進の一環として、「データサイエンス副専攻プログラム」を全学科の学生に提供しています。データの収集、作成、集計、分析からプログラミングの実践までを体系的に学習。データやAIを分析■活用することで、主専攻(自身が所属する学科の専門教育科目)での学びを発展させる相乗効果も期待できます。General Education知の基盤を培う

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