SHOWAWOMENSUNVERSITY2025 I’ 111MY ACHIEVEMENTインターンを機に語学留学を決意。インターン先の社員の方々が英語で仕事をする姿に感化され、留学を決意。3年次に語学留学で、4週間オーストラリアの提携大学へ。週5日、朝から夕方までの授業はハードだったが、英語力がしっかりと磨かれ、自信がついた。生活科学部(現 食健康科学部) 健康デザイン学科 2019年卒業2019年入社。1年目は家庭用レトルト食品の製品開発を担当。2年目からは、中長期的な製品開発やそのための技術検討などを行う。本学科を選んだ理由は、学びの分野が食だけに留まらなかったためです。なかでも、高校時代に器械体操に励んでいたことから、運動も学べる点に魅力を感じて、進学を決めました。在学中は、働く女性に出会う機会が多々ありましたが、特に大きな刺激を受けたのは3年次の「経団連インターンシップ」。外資系のグラクソ・スミスクライン株式会社に1カ月ほどお世話になり、女性社員の皆さんの活躍する姿を目にしました。年齢を問わず自己成長に励み続ける様子を見て、「自分もこんなキャリアを歩みたい」と思ったことを覚えています。食品業界に興味を持つようになったきっかけは、3年次に履修した「食品と加工」です。講師を務めていた食品メーカーの社員さんからの「自分の開発した商品が全国に出荷されていく様子は感慨深い」という言葉が心に残りました。4年次の「15週間ボストンプログラム」では、フードバンクや教会のボランティア活動に参加。食事ができることのありがたみを痛感し、食への関心をさらに深めました。食品業界の中でも、より消費者に近い企業で働きたい。そう思うようになったのは、このときの経験があったからです。入社後は、1年目から食品開発に携われました。自分の手掛けた製品がスーパーに並んでいるところを見たときの喜びは、うまく言葉にできません。今後も大学での学びを活かしながら、良い製品を世に送り出していければと思います。ハウス食品株式会社 開発研究所 研究開発職鷲■■■巢 有■■■紀子さんインターンシップで自分の生き方が明確に。
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