SHOWAWOMENSUNVERSITY2025長’ I 〈2年次後期 時間割〉1年次目に見えない大きさの生態を学ぶ「微生物学」は難しかったものの、食安全を考えていく上では欠かせない。微生物は食品を害するだけではなく、発酵という有用な役割も担っていることを知り、共生する意義を感じた。深食安全マネジメント学科3年 123 45食品加工学 A民俗調査法考古学概論博物館経営論栄養学実習Wed.科学と哲学食品安全学 BThu.Fri.微生物の有用な役割を知る。食品添加物の安全性を学ぶ。食の問題を身近に捉えられた。はせがわ谷川 友98ともみ博物館資料保存論博物館資料論英語 IV B生理生化学実験食品安全学実験 A2年次「食品安全学実験」で、悪者扱いされがちな食品添加物は科学的根拠とルールに基づいて使用されていると知る。消費者には正しい情報を伝えていく大切さに気づいた。食欲が低下する食品の色彩変化の仕組みや対処方法も学ぶ。3年次「食料資源学」で、食の問題に触れる。食料危機や農業の担い手不足など、一見壮大なテーマでも一人ひとりが身近な食生活の中で考えていく必要性を感じた。日本では米の消費量を増やすため、米粉が着目されていることを知る。宮城県 私立飛鳥未来きずな高等学校 出身Mon.Tue.食安全マネジメント学科の魅力。それは栄養学や衛生学など理系科目と、パッケージデザインや経営戦略といった文系科目を横断的に学べるところです。特に興味を持ったのは、3年次の「デザイン概論」。商品のパッケージは写真の配置、材質、色、文字の書体によって、消費者の商品イメージや購買意欲に影響を与えているといいます。チョコレートの写真を右側に配置すると重厚感を、文字色や紙を光沢にすると高級感を出せることなどを学びました。2〜3年次に「食品安全学A」、「食品開発論」を複合的に学んだのも良かったです。プラスチックから紙包材へシフトする環境への配慮、外装フィルムを用いた紫外線の抑制など、多様な視点を持ってパッケージは作られていました。こうした面白さに触れて、将来は食品容器や包装資材のメーカーで働きたいと考えるように。この学科で得た知識を活かし、パッケージデザインはもとより、食の安全やSDGsに関する仕事にも携わっていけばと思います。VOICES在学生インタビューパッケージデザインの面白さを知る。
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