新宿調理師専門学校 GUIDEBOOK 2025
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天ぷらの基本をしっかり学ぶ海外の方々もご存じの人気メニュー「天ぷら」。野菜や海鮮といった様々な食材をサクッとしたころもに包みこんだ美味しさは、たまりません。授業では食材の下処理から“サクッ”と揚げるための「ころも」の作り方、「油」の温度設定から揚げ方まで、五感を使った「天ぷら」の基本を学びます。本校の実習授業の大きな特長は、全生徒が日本・西洋・中国料理・製菓を学ぶこと。多分野の基礎知識・技術を徹底して習得することで、現場で即戦力となる人財を養成します。日々学びながら自分に合う分野を見つけることもできますし、進みたい分野が決まっている人は、他分野の知識を取り入れて調理に活かす方法を学べます。また本校では、幅広いジャンルを学べる「特設科目」も編成しており、鮨・鰻、カクテル、その他カービングなどの授業を開講。生徒の視野を広げることで、調理の現場に出てから応用力が伸びる教育を実践しています。江戸前蒲焼きの工程を実践的に習得鰻(うなぎ)は、古くから日本の食文化に馴染みが深く、幅広い料理に活用できる食材。なかでも「蒲焼き」はシンプルな調理のなかに、洗練されたプロの技と知恵が息づいています。授業では実際に生きた鰻を裂くところから始めて「串打ち」、「蒸し」、「焼き」という江戸前蒲焼きの全工程を学びます。製菓づくりで大切なことは、素材選び卵、薄力粉、バターなどの素材の質が、味を大きく左右します。そしてもう一つ大切なことは、製菓づくりの楽しさを実感すること。それを存分に味わえるのが、仕上げの部分でしょう。フルーツの置き方、ソースのかけ方一つに、一人ひとりのセンスが表れます。感性をフルに活かして、製菓のスペシャリストを目指してください。05日本・西洋・中国・製菓を全て学ぶことが創立以来、培われて来た本校の伝統です天ぷら鰻製菓

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