専修大学 2024 入学ガイド
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倫 理 ※ 2025(令和7)年度入試から廃止します。英 語※ 大学入学共通テスト「英語」のリスニング100点を50点満点に圧縮します。入試スケジュール入試制度一覧併願について共通テスト利用地 理国 語一般選抜一般選抜科目チェック表3教科同一配点(A方式)3教科同一配点(A方式)3教科同一配点(A方式)3教科同一配点(A方式)3教科同一配点(A方式)3教科同一配点(A方式)数 学数 学一般選抜出題のねらい・注意点入試結果科 目推薦・総合・特別入試−−−−−−●−●●●●●●●●−●−●学費一覧イベント情報 163164P183P184【出題のねらい】出題の意図は、基礎的な英語習熟度を総合的に測ることにあります。問題構成は、長文を用いた総合問題2つに、語法問題、整序式作文などを組み合わせたもので、大問で5問が標準的です。長文の総合問題は単なる読解ではなく、思考力や常識も試されるような設問が含まれています。試験はすべてマーク解答方式です。【注意点】語法や語彙を問う設問は毎年出されますので、文法・語法に関する問題集を解いたり、単語集で語彙を増やす努力を怠らないでください。また、同時に様々な英文を読んで英語力を伸ばしてください。「木を見て森を見ず」という姿勢では、本学の英文読解には太刀打ちできません。そのためには、現代文の読解力をつけることも大切です。また、常識を問う設問の対策として、新聞を読んで時事問題に注意しておくことがお勧めですが、何よりも高校で学ぶ他教科の学習も怠らないことがいちばんです。【出題のねらい】現代文、古文の2つの分野の問題*が出題されます。試験はすべてマーク解答方式です。現代文では内容理解を中心に、10問程度、出題されます。漢字、言葉の意味、ことわざなどの国語常識を問う設問も含まれます。古文では内容理解を中心に、8問程度、出題されます。文法、文学史を含む設問も含まれます。いずれの設問も複数の選択肢から正解を選択します。* ネットワーク情報学科は現代文のみを判定に使用します。(スカラシップ入学試験〈2/1・2・12〉を除く。)【注意点】現代文は、文章全体の論理と構成を把握し、各設問に取り組むこと。国語常識に関わる設問もありますので、日ごろから国語便覧などに親しんでおきましょう。古文は、基本単語と文法の理解に努めましょう。その上で問題文全体の流れをつかみ、読解に臨んでください。【出題のねらい】原則として、原始・古代史から戦後史を含む近・現代史まで、全時代からの出題を心がけています。特に近・現代史の問題は、すべての学部にわたって出題しています。また、分野別では政治史に偏らず、経済史や文化史も出題します。基本的には教科書に沿った設問です。【注意点】近・現代史の学習が、前近代史に比べてかなり不足している傾向が見受けられます。しかし、現実の社会では急速に国際化が進み、社会を理解するうえでも国際関係を含む近・現代史の知識は必要不可欠となっています。近・現代史は戦後史までを射程に入れた学習に力を入れ、あわせて日本と深い関わりのあるアジア諸国の基礎的な事項も、日本の歴史との関わりの中で学習しておきましょう。また、政治史・経済史・文化史等を切り離して覚えるのではなく、相互に関連した歴史全体の動きの中で理解することが大切です。一見、難解に思われる問題も、問題文や選択肢の中にヒントが含まれています。なお、日本史の試験はすべてマーク解答方式です。【出題のねらい】試験はすべてマーク解答方式です。問題は、いずれの時代・地域・分野にも偏ることなく、広い視野にたって高校世界史の学習成果を問うものです。時代的には、古代から中世・近世・近現代に及び、地域的にはアジアからアフリカ、南北アメリカ、ヨーロッパなど全世界に及びます。分野的には政治史、経済史、宗教史、思想史、文化史はもとより、植民史、交流史、国際関係史などに及びます。 【注意点】歴史上の固有名詞、人名・地名、事件や運動、および文化に関わる名称などは正確に理解してください。また、歴史ではひとつの事象がどのような背景で生起し、その後どのような影響を与えたのかという「タテ」の流れと、その事象が他の地域にどのような影響を及ぼしたのかという「ヨコ」のつながりを把握することが大切です。各科目の出題のねらい・注意点を参考に、ポイントを押さえて得点アップをねらいましょう。特に、ほとんどの学部・学科で必須科目となる「英語」と「国語」は必ずチェックしましょう。【出題のねらい】各学部・学科とも、3つの問題群によって出題されます。1問題群は40点、残る2問題群は各30点の配点です。試験はすべてマーク解答方式です。政治と経済の全分野から出題されます。出題のねらいは、政治・経済の知識がしっかりと身についているか、基本的な仕組みを理解しているかどうかに置かれています。【注意点】例年、高校の教科書・資料集の内容に沿って出題されています。といっても、高校の教科書・資料集に出てくる単語を単に丸暗記するというのではなく、それらを精読しながら内容を深く理解することが大切です。また、現代社会の諸課題を考えるという教科の性格上、教科書・資料集を中心とした学習に加え、日頃から新聞・ニュース等を通して政治・経済の現状に関心を持つよう心がける必要があるでしょう。【出題のねらい】出題傾向として、基礎的な地名や統計数値の単なる暗記だけでなく、地図上での理解が要求されています。地域間のつながり、生活様式の変化、地球環境問題、開発や貧困などグローバルレベルの問題に加えて、外国を中心とした地誌、地形図や統計(統計地図を含む)の理解なども頻繁に出題されています。 【注意点】教科書を精読することがまず必要です。その際の注意点としては、地図帳や「日本国勢図会」、「世界国勢図会」、「データブック オブ・ザ・ワールド」などの資料を参照しながら図や統計、「地理用語集」の説明にも目を配り、最近の動向にも注意して勉強してください。【出題のねらい】この科目では、基礎的な事項を理解しているか、それらを応用できるか、文章を読んで問題を理解できるか、初めて出合う問題にも対処できる柔軟な思考力を持っているか、を問います。【注意点】試験問題は文章で出題されるものもあります。まず、問題を冷静に読みましょう。採点は、結論に到達するまでの過程を重視します。なぜその答えに至ったのかが採点者に分からない場合には評価されないこともありますから、注意してください。過程が途中まで正しい場合には、そこまでを評価する中間点を与えています。以下のことを練習して、自分が理解している事柄を採点者にうまく伝えられるように心がけましょう。〈問題を解く際の注意点〉◎数式の変形を省略せずに、過程をしっかり書きましょう。◎出した解が方程式を満たすかどうか、確認する習慣をつけましょう。◎解答に説明の言葉や文章を書き入れることを習慣にしましょう。◎グラフも過程を表現する手段のひとつです。必要なグラフを正確に描いて 説明しましょう。◎正負の符号などに注意して計算間違いをしないようにしましょう。出題範囲:数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B(数列・ベクトル)【出題のねらい】「総合英語」は、通常の英語の試験〈3教科同一配点(A方式)〉とは異なり、英語の解釈力や推論力など英語の応用力・活用力を問う試験です。問題のレベルは、3教科同一配点(A方式)とほぼ同様で、高校3年生までの英語の基礎学力を身につけていれば解答できるものです。しかし、英語の文法・構文・語彙を知識として覚えているだけでなく、実際に活用・運用して正しく読解し、表現する力を問う問題が出題されます。【注意点】英語の語彙・文法力に加えて、様々な分野・状況における英語の読解力と表現力を高めておく必要があります。英文の概要を把握するだけではなく、文中の重要なメッセージを前後の文脈から的確に推測する力が試されます。さらに、英文の大意を簡潔な日本語で要約する力や、与えられた課題に対して適切な英文で対応できる力も養成しておく必要があります。CHECK!英語が得意なあなたに、とても有利な、英語英米文学科 英語単独(E方式)を受験しませんか?英語が好きで得意だ、そんなあなたに英語力を最大限に活かせる入学試験があります。それが、英語科目だけで受験できる文学部英語英米文学科の英語単独(E方式)です。この英語単独(E方式)で受験するときは、通常の英語試験〈3教科同一配点(A方式)と同一問題〉のほかに「総合英語」を受験し、大学入学共通テストの「英語」のリスニングを加えて、合計点は次のように300点満点となります。日本史世界史政治・経済各科目の出題範囲英語 … コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、英語表現Ⅰ・Ⅱ国語 … 国語総合(漢文除く)、現代文B日本史 … 日本史B世界史 … 世界史B政経 … 政治・経済一般選抜の傾向と対策(英語、国語)地理 … 地理B数学 … 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B(数列・ベクトル)倫理 … 倫理数学(2教科数学重視) … 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・ 数学A・数学B(数列・ベクトル)総合英語(英語単独) … コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、英語表現Ⅰ・Ⅱオープンキャンパスをチェック!8/26(土)・27(日)「英語」100点+「総合英語」150点+「リスニング※」50点=300点「総合英語」は出題内容も英語の得意な人向けにできています。要求される英語力は高校3年生までの基礎力があれば十分ですが、さらに解釈力・推論力・表現力など実践的な英語運用力を試す問題が中心となっています。普通の英語の試験では少し物足りないと思っているあなた、自分の英語力を最大限に活かして受験したいあなたにぴったりの試験なのです。英語国語日本史世界史政治・経済地理数学倫理※数学(ネットワーク情報学科 2教科数学重視)総合英語(英語英米文学科 英語単独)※ 選択科目「倫理」で受験できる学部・学科・方式は限定されます。総合英語〈英語英米文学科 英語単独(E方式)〉一般選抜の対策講座(英語、国語)入試直前対策講座をチェック!11/12(日)・19(日)マーク式記述式選択科目「倫理」で受験できる学部・学科・方式【一般選抜 前期入学試験】文学部 日本文学文化学科 人間科学部 社会学科 〈ネットワーク情報学科 2教科数学重視(F方式)〉【出題のねらい】出題範囲は「数学Ⅰ」、「数学Ⅱ」、「数学Ⅲ」、「数学A」、「数学B(数列・ベクトル)」です。試験時間は120分と長くなっていますが、問題そのものは難しくありません。出題のねらいは「基礎的な事柄を十分に理解しているか」、「それらを基礎的な問題に応用できるか」、さらに「初めて出合った問題に対しても、そこで述べられている定義や説明を客観的に理解し、そこで問われている問題を解決して説明する能力を持っているか」を判定することです。つまり、基礎レベルの数学的能力を見ることがねらいです。英語英米文学科 哲学科 歴史学科 ジャーナリズム学科 【出題のねらい】特定の分野に偏らないように広く東西の倫理思想や現代の諸問題について出題しています。また、単に用語を問うのではなく、その用語がどのような文脈で、どのような趣旨で使われているのかを問う問題も出題しています。 【注意点】教科書中心の学習で解答できる問題となっています。ですから、まず教科書をていねいに学習することが大切です。さらに倫理用語集などの参考書によって、教科書では詳しく説明されていない内容や事項を補うことができれば万全でしょう。また、私たちを取り巻く問題について、新聞などを読み、日頃から自分なりの考えをまとめておくことも大切です。「学ぶ」だけではなく自分が「思う」ことも、倫理の力をつけるうえで非常に重要なことだからです。CHECK!【注意点】知識としては、教科書の内容を理解していれば十分ですから、教科書の定理や例題をしっかりと勉強することが大切です。長文の問題が出題されることもありますから、日本語で書かれた文章を論理的に理解する力を身につけておくことも重要です。記述式の解答では論旨や解答の筋道が採点者によく伝わるような答案を作ることを心がけてください。一般選抜は学部・学科ごとの対策不要!学部・学科に関係なく、同一試験日の問題は統一問題を使用(一部方式を除く)。学部・学科ごとの出題傾向の違いはありません。一般選抜の解答方式には、マーク解答方式と記述解答方式があります。出題のねらい・注意点 【各科目の出題について】

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