専修大学 2024 入学ガイド
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1●3●専大ベンチャービジネスプログラム専大ベンチャービジネスコンテストや関連講座を実施するプログラムです。ビジネスのアイデアをプランに昇華させて発表するというプロセスを通じて、起業家精神(アントレプレナーシップ)を養います。●問題解決型チャレンジプログラム(旧:課題解決型インターンシップ)地域の企業や団体、商店街が抱える問題に学生がチームを作り、主体的に取り組み、解決策を提案する専修大学独自の長期就業体験です。プログラムを通じて考え抜く力や問題解決力を養成します。5月8月上旬1月下旬事前プログラム(ビジネスマナー・目標設定)夏期休暇中春期休暇中就業体験(1週間〜1か月程度)9月下旬3月下旬事後プログラム(振り返り)5月6月8月REPORT文学部 英語英米文学科3年猪股 菜々さん 神奈川・住吉高校出身115116POINT POINT 2POINT 学習力 意思疎通力 論理思考力 挑戦力 人間関係構築力 (⑨リーダーシップ・フォロワーシップ ⑩信頼関係構築力) 問題解決力 将来どんな職業に就き、どんな生き方をしていくか。卒業後の進路や将来の仕事について考えるうえで大切なのは、自分を知ることと社会を知ること。自分の強みや弱み、志向を把握して、そのために今、何を学び経験するのかを明確にするのがキャリア形成です。将来のキャリア形成に向けての気づきやヒントを得られるよう、各種プログラムを提供しています。(①幅広い好奇心 ②知識を深める力)(③発信力・プレゼンテーション力 ④ディスカッション力) (⑤多様な思考力 ⑥深い理解力) (⑦決断力・行動力 ⑧メンタルタフネス) (⑪問題発見力 ⑫解決策の実行力) 文章力養成講座インターンシップESのポイントES・履歴書対策*ES…エントリーシート※ 2023年度より「問題解決型チャレンジプログラム」に名称を変更しました。14テーマの成果発表会で活動の経緯を報告10月にも試合運営をお手伝いし、同時にプログラムの経緯と成果などの資料も、オンラインツールを活かしてメンバーで分担して作成。自信を持って報告できるものになりました。キックオフミーティングと球場の視察を実施チームメンバーが初顔合わせ。学部も学年もいろいろなので、最初は互いに緊張も。その後は皆でジャイアンツ球場に試合を観に行き、観客の様子などから取り組むべき課題を探していきました。試合運営のお手伝いと、アイデア出しのオンラインミーティング球場でインフォメーション受付や子ども向け遊具の管理をお手伝いし、現場の雰囲気を実感。企業側の担当者とはオンラインミーティングを重ね、多くのダメ出しやアドバイスも。人に優しい球場として環境問題を取り入れることが決まりました。実施するイベント内容を決めて材料準備やオペレーション調整6月に決まったコンセプトをもとに細部を検討。折れたバットを再利用したハーバリウム作り、ペットボトルマラカス作り、ごみの分別をテーマにしたストラックアウト、球場内を巡るナゾ解きの4つを企画し、役割を分担。ペットボトルで作るビーズの色づけなどには現役選手にもご協力いただきました。いよいよイベント本番!皆でしっかりオペレーション私たちが企画した「G球グリーンデー」は8月24日の開催。自分の担当だけでなく、皆が全容を共有し、楽しいイベントになりました。企業側の方々からも、頼りになったと労いのお言葉が!キャリアデザイン基礎力とは本学キャリアデザインセンターでは、専修大学21世紀ビジョン「社会知性の開発」の、「社会知性」の土台となる基礎能力を「キャリアデザイン基礎力」と呼称し、社会知性を維持・更新していくために必要な能力として位置付けています。キャリアデザイン基礎力は以下の6領域(12の能力要素)で構成されています。キャリアデザイン基礎力INTERVIEW種類豊富な就業体験プログラムを用意しています。1. 企業・行政機関プログラム2. NPOプログラム3. 外国人留学生プログラム4. 農業プログラム5. 「道の駅」プログラム6. 海外プログラム7. 中長期プログラム夏期5月11月プログラム例春期11月募集説明会エントリーシート講座プログラム例THEMEキャリアデザインPBLプログラム 「課題解決型インターンシップ※」社会人として求められる基礎力を高めるキャリアデザインPBLプログラム現実の問題・課題に対して(あるいは問題を見つけるところから)個人またはグループで、その課題を達成するためのアイデアの創出、計画立案、実現などに取り組みます。プログラムを通じて「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」などの社会人基礎力や、キャリアデザイン基礎力を養成します。PBLとはProject Based Learningの略称で、「課題解決型学習」と訳されます。社会で働く実体験を通して職業観を養うキャリア探索型プログラム・インターンシップキャリア探索型プログラムやインターンシップとは、「期間限定社会人」として実際のビジネスの現場で就業体験を行い、キャリア意識や自ら学ぶ意欲の涵養を通じたキャリア探索活動です。特にインターンシップは、特定の条件を満たした場合に限り、就職採用活動に直結します。キャリア探索型プログラムやインターンシップではビジネスの仕組みを学び、社会人と接する経験を通じて「自己理解」「社会理解」「能力開発」の機会が得られます。※ 専修大学では2023(令和5)年度より、キャリア教育として実施する就業体験を「キャリア探索型プログラム」、採用活動に直結する就業体験を「インターンシップ」と呼びます。専修リーダーシップ開発プログラムリーダーシップを専門とする本学の教員や経験豊富な実務家などが講師を務める講座と、自身が所属するチーム活動により、「理論を学び、実践し、内省する」のサイクルを繰り返しながら、組織や社会を牽引するために必要な「リーダーシップ」の基礎を体得します。イベントの企画と実施に学生チームで挑んだ4か月間で自分の大きな成長を実感します 「チーム一丸となってひとつの課題を解決する」ということに挑戦しようと、3年次に参加しました。論理的思考力やコミュニケーション力が鍛えられることも魅力でした。14のテーマの中、私が選んだのは株式会社読売巨人軍・株式会社よみうりランドによる「集客企画の立案と実施」というものです。元々野球は好きですし、「野球だけではないいろんな楽しみ方を作る」という同社のビジョンにも共感していました。チームは3年次・2年次・1年次の7人。学部も様々です。私はリーダーとして企業側との連絡なども担当し、社会性もついたと感じます。 ジャイアンツ球場での8月のイベントを提案する方針が決まって、まずは球場でお客さまの様子を観察し、子どもたちが観戦中に飽きてしまうという課題を抽出。大人も子どもも楽しめ、球場らしい内容で、さらに小学生の夏休み自由研究の材料にもなるよう環境問題にフォーカスすることになりました。企業側とは幾度もリモート会議を繰り返し、多くのアドバイスもいただきました。現役選手や球場スタッフの方々には、応援用のペットボトルマラカスに使用するビーズ作り、折れたバット提供などのご協力もいただき、イベントも大成功! 人々へサービス提供できる業界をめざしている私にとって、かけがえのない経験になりました。成果につながるきめ細かいサポートキャリア探索型プログラム・インターンシップ支援講座学内外の様々な就業体験の選考に向けた対策として、相手に伝わる文章のコツや、効率的な就業体験の進め方、エントリーシートの要所などを解説。また事前と事後のフォローを行います。キャリアカウンセリング自分の将来のキャリア形成をいかに考えるべきか、学生時代をどう過ごすべきかなど、進路や自分の目標への不安や悩みについて、経験豊富なキャリアカウンセラーが個別に面談して支援します(学年不問)。12月株式会社読売巨人軍・株式会社よみうりランドによる「読売ジャイアンツ2軍公式戦のイベント運営および集客企画の立案・実施」7月球場で大人も子どもも楽しめる、野球×環境問題のイベントを実現自らの可能性を知り、将来を描く11キャリア形成支援

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