専修大学 2024 入学ガイド
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MESSAGEDATA SCIENCE全学部生に必須のスキルを学ぶSiデータサイエンス教育プログラム・SNSで地域の魅力を 世界に向けて具体的に発信3POINTどこからでも1POINT1年次から履修可能5566・歴史や文化の魅力を伝えるには?・地場産業を盛り上げるには?・子育てしやすいまちづくりとは?・どんなビジネスが求められているか?・企業を誘致するには?応用発展レベル2POINT世界を変えるかもしれない文系の学問とデータサイエンスのさらなる融合人だけができるとされていた知的・感覚的な領域も、AIがデータとして扱えるようになった現在、データサイエンスは現代社会の諸課題を見つめる文系にこそ求められる知識・スキルです。世界中のテキストや画像、数値データを素早く活用し、“今起きていること”の解析で“これから”を考える―。文系の専門的な学びとデータサイエンスの融合が、社会問題解決への大きな力になります。基礎リテラシーレベルの開講科目は、1年次から履修可能となっており、基礎的な情報処理・データ分析能力・情報倫理を身につけることができます。プログラムに定められた開講科目の単位を修得することで修了が認められ、社会から求められるデータサイエンスに関する基礎知識を有することが証明されますので、就職活動などでアピールできます。全学部で文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(応用基礎レベル)認定制度」への申請を視野に入れつつ、文系の学問とデータサイエンスの融合から新しい知を創出する力を身につけます。また、さらに深く・広く展開して学ぶための「SiDS関連科目」を用意しています。本学ではクラウド上にある仮想のパソコンを利用できるVDI環境を提供しています。個人のノートパソコンを仮想のパソコンに接続することで、キャンパスの内外を問わず、どこからでも大学のパソコン環境や専門的なソフトウェアを利用することができます。学科の学びや自身の学修プランに関係する情報にもストレスなくアクセスできる環境です。Whatʼsデータサイエンスインターネット上に人々の購買データや位置情報、つぶやきなど膨大な情報(ビッグデータ)が蓄積される現代。それらのビッグデータをもとに統計的手法やAIなどを駆使して新たな価値を引き出すために必要な知識・スキルがデータサイエンスです。アイデアが生まれる!PROGRAMSiデータサイエンス教育プログラム全学部において情報処理、データ分析についての基礎リテラシーを養い、2023年度には「応用発展レベル」のプログラムも開始。各学科の専門領域における課題解決とリンクさせます。CAMPUS DXSiUグローカル・スマートキャンパス教育効果や研究効率を向上させるため、AIを駆使しながら、学生の学修選択・進度把握・目標設定そしてキャリア形成等へのサポート機能や教職員の研究・教育活動への支援機能を実装したデジタル教育研究システムの構築をめざします。FUTURE2030年の創立150周年に向かって少し先の話になりますが、2026年度にはカリキュラムの大幅な改正を行います。創立150周年を迎える2030年度を目処に、神田キャンパスの1号館から3号館も建て替え予定です。Society 5.0の時代を生き抜くために!専修大学ならではの強みカリキュラム基礎リテラシーレベル例えば・人流ビッグデータ・購買動向・世界のSNS発信状況と反応・農水産物・加工品の生産状況・空き店舗・空き家の動向・歴史的資産の分布 などVDI(仮想デスクトップ)環境ビッグデータ? AI?・地域産品を利用した商品を eコマースで販売・人の流れを変えるための 新拠点づくり・歴史や地形、地質の面白さを 伝える冊子やホームページづくり整った環境 専修大学は「SiU−社会知性(Socio-Intelligence)開発大学」と名を掲げています。本学創立者たちが日本の近代化に貢献した「社会に対する報恩奉仕」という建学の精神を現代的にアップデートし、学んだ知性で社会が抱える課題解決に向け、果敢にチャレンジするマインドを育てることが本学のビジョンです。その推進のため、2つのイノベーションを進めています。 2022年度には「Siデータサイエンス教育プログラム」を開始。SDGsをはじめとする社会的・世界的な課題を見いだす文系ならではの視点、その解決に情報処理やデータ分析を創造的に駆使する力、倫理観をもってデータを取り扱う志を兼ね備えれば、世界で活躍できる強みとなっていくでしょう。 同時に取り組んでいるのが「SiUグローカル・スマートキャンパス」の構築です。AIを活用した学修・研究・キャリア支援実現のため、まず2023年度にVDI(仮想デスクトップ基盤)を導入。常に最新のコンピューティングシステムを、いつでもどこでも各自のデバイスで安全に使えるようになりました。 こうした学修環境に加え、本学ではサポートシステムも万全です。実践的なプログラムで未来を描けるキャリア形成支援、実績ある資格・採用試験支援、地方へのU・I・Jターンにも対応した就職支援のトリプルサポート。新たにグローバル企業への就職をめざす学生を対象にしたプログラムも始まりました。志望大学を考える際、目標実現のためにどうサポートしてくれるのか、その視点をぜひ持ってください。学びがいのある4年間が必ず待っています。P128 ICT環境学生を基本に据えた大学づくり専修大学の建学の精神は、「社会に対する報恩奉仕」です。専修大学の歴史は、創立者たちが米国留学から帰国後、明治13年(1880年)に創立した「専修学校」に始まります。「社会に対する報恩奉仕」という言葉には、高等教育によって社会の骨格を支える有為な人材を輩出しようとする熱き思いが込められています。以来143年間、この精神は、教育・研究のみならず人材育成の基底として脈々と息づいています。本学の21世紀ビジョン「社会知性の開発」は、今日の社会状況の中で建学の精神を具現化するものです。社会の中にあって社会に立つ人材を育成し、人間力のある卒業生が社会に貢献することが重要だと考えています。総長 日髙 義博社会知性開発大学をめざす明治13年(1880年)の創立以来、専修大学から巣立った31万人を超える卒業生は、専修人の誇りを胸に日本と世界の様々な分野で社会に貢献し、多様な活躍をしています。社会の屋台骨を支える人材の育成こそ、専修大学が果たすべき不変の使命です。グローカルな思考力、課題解決に主体的に取り組む知力を備えた人材の育成に力を注いでいく所存です。また、予測不可能な未来に対応すべく、AIの活用、DX(デジタルトランスフォーメーション)の導入による社会活動の変容等も視野に入れた次世代教育の準備を進めています。本学は教育研究の羅針盤ともなる「社会知性の開発」大学として、時代の要請に応え、発展を続けてまいります。理事長松木 健一人口減に悩む地域の活性化をテーマにすると文系の学問文系の視点で取り組む社会課題新しい知の創出を目指す応用発展レベル豊富なデータを素早く収集・分析・検証データサイエンス高度なソフトが使える進み続ける専修大学デジタル化の進んだこの世界で誠実に課題と取り組む社会知性を育てたい学長 佐々木 重人

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