専修大学 2024 入学ガイド
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2働き方や高齢化社会を自分ごととして考える社会保障や雇用システムの現状を学び、少子高齢化、人口減少、格差・貧困の拡がりなどによって生じた様々な課題に向き合い、経済の仕組みを活用し、いかに充実した福祉や働き方を実現するかを探ります。関連科目「社会保障論1・2」「生活経済論1・2」1暮らしやすい生活環境づくりをめざす経済の視点で、都市や地域社会が抱える課題、また持続可能な社会のあり方について理解を深め、その問題解決について考えながら、自治体の課題解決や地域経済の活性化に貢献できる専門性を高めていきます。「都市経済論1・2」「環境経済論1・2」関連科目「社会運動論1・2」「経済地理1・2」 など4グローバル化に対応した地域経済とは経済のグローバル化は、地域や日常にも大きな変化を迫ります。労働力、情報、資金、モノが国境を越えて移動する経済システムを理解したうえで、地域経済はどうあるべきかを考えます。関連科目3過去に遡って検証し、明るい未来を探る日本や西洋の経済史に加え、地域、都市、福祉、労働といった多様な視点から今日の社会の成り立ちを明らかにします。経済を歴史的視点で検証することによって、より良い社会の構築をめざします。関連科目・日本の最低賃金を世界と比べてみると  ・地方の雇用はデジタル化で変わるか  4年間のSTEP1年次経済を学ぶ基礎を固める経済学部法学部経営学部商学部文学部人間科学部国際コミュニケーション学部ネットワーク情報学部2526・中学校教諭一種免許状(社会) ・高等学校教諭一種免許状(公民) ・司書 ・司書教諭 ・学校司書 ・学芸員・現代のSDGsに、経済学の古典から学べるものは ・電子マネーやポイントは今後どう発展するか1年次は「経済へのアプローチ」で、高校の公民から大学で学ぶ経済学へとスムーズにつなぎます。経済学では不可欠な統計データの扱いも、文系でも苦手意識を持つことのないよう少人数体制で指導。資料の調べ方やレポートの書き方、大学での学び方も、入学後すぐ「専修大学入門ゼミナール」で学べます。2年次で4つのプログラムから1つを選び、関心を掘り下げていきます。定められた科目の単位を修得することで、専門分野について「プログラム修了証」の取得も可能で、就職活動において自信を持ってアピールできます。「都市と経済史」「福祉と経済史」「環境と経済史」「労働と経済史」 など「健康社会論」という授業で、現代人の健康と所得の格差が密接に関連していることを知り、問題意識を持ちました。ワーク・ライフ・バランスの重要性にもふれ、自分ごととして、仕事と生活の両方を充実させる働き方を考える機会にもなりました。こうした社会課題の解決の糸口を探るうえで、データ分析は必須です。ゼミでは『統計学のしくみ』を精読。自分で調べ、みんなに伝わるようにプレゼンすることを繰り返しながら、少しずつ分析の方法について理解が進みました。将来の選択肢を広げるため、学部の勉強と並行して学内の公務員試験講座も受講中です。2年次より履修できるゼミナールは、文献講読・調査・発表・討論などを通して、主体的・実践的に学ぶ場です。生活環境をめぐる効率・公正・持続可能性の観点から、経済社会のあるべき姿を考えます。3年次からは、自分が関心を寄せるテーマについて研究を始めます。「労使関係論1・2」「経済とジェンダー1・2」 など「現代資本主義論1・2」「金融システム論1・2」「世界経済論1・2」「進化経済学1・2」 など実際の生活に関わる課題を発見し経済学の知見で解決する力を養成生活環境経済学科2年 図師 彩莉沙さん東京・井草高校出身所属ゼミナール学びのPOINT学びのPOINTINTERVIEWCLOSE UP健康やSDGsを意識した地域イベントにも参加し、社会課題に目を向けるようにしています。学びのPOINT「古典と歴史から 〈経済学の前提〉を 考える」生田キャンパスCHECK取得可能な資格ゼミで扱うテーマの例P107 教職課程等P121 資格・採用試験グローバル化や人口減少、格差の拡がりなど私たちを取り巻く生活環境が大きく変わり、地域や社会生活には暮らしに直結する課題が山積しています。生活環境経済学科では、地域・都市、自然環境、福祉システム、働き方など、“生活の質”を左右する研究テーマについて、経済の視点から取り組みます。4つのプログラムに沿って専門性を深めるとともに隣接する関連分野によって広い視野も育成。官公庁やNPO等での公共的・社会的サービスや、民間企業での地域ビジネスをはじめ、市民としても生活の質向上に貢献できるマインドを養います。環境・仕事・くらしを持続可能に経済システムの構想力と実践力を身につける2年次プログラムを選択し、自分の専門を探る探究できるテーマの幅広さは本学科の特徴のひとつ。多彩なジャンルのゼミで、身のまわりの課題を深掘りする視点や解決力を身につけます。暮らしのあらゆる疑問をテーマに3年次ゼミで専門性を高める研究を行う4年次ゼミ論文で研究の成果をまとめる地域・環境プログラム社会経済史プログラム経済を学ぶ準備から始める丁寧な導入科目じっくり専門性を深める早期のプログラム選択健康にも影響する格差社会のひずみ福祉・労働プログラム経済システム・理論プログラム主体的に学ぶ力をつける少人数のゼミナール123生活環境経済学科生活環境経済学科

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