専修大学 2024 入学ガイド
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2次代を拓く産業や企業を模索する企業を取り巻く環境はどう変化し、どんな企業が生き抜いていくのか。企業の行動原理、個別産業や技術の発展、産業構造の変化などを学び、産業社会の明日を見通します。関連科目「企業経済学1・2」「産業組織論1・2」「産業政策論」など1政策分析、政策立案ができる人をめざす様々な経済的・社会的問題を解決するために立案される、政府や自治体の財政政策や金融政策。その変遷、企業活動や市民生活との関係などを学び、政策を分析し、立案する力を養います。関連科目4高度なデータ分析の専門性を磨くより専門的な経済理論を学び、複雑化する経済社会をデータに基づいて分析できるよう、統計学や計量経済学の素養を深めます。研究者や経済評論家、シンクタンクへの道が開けます。関連科目3国や企業のお金の流れに強くなるFinTech※や仮想通貨の登場など、金融取引や資金調達の最新トレンドをふまえながら、金融機関の行動、企業や政府の財務活動などについて理解を深めます。金融動向を予測し、分析する力は、金融機関や公務員の仕事に活かせます。※ Finance(金融)とTechnology(技術)を組み合わせた造語。4年間のSTEP1年次充実の導入科目で興味を育てる132経済学部法学部経営学部商学部文学部人間科学部国際コミュニケーション学部ネットワーク情報学部2324・中学校教諭一種免許状(社会) ・高等学校教諭一種免許状(公民) ・司書 ・司書教諭 ・学校司書 ・学芸員インターンシップに参加し、実社会での経済学の応用を体験します。自分の将来像に合った専門性を深掘りできます。講師の経験談から、今、社会で起きている経済を学べます。※ マクロ経済学が一国の経済全体の動きを分析するのに対し、ミクロ経済学では消費者や企業の経済活動を分析します。入学後、「現代経済基礎」で私たちを取り巻く経済の現状を知り、1年次後期の「経済基礎演習」では異なる分野の教員が交代で、魅力溢れる経済学の扉を開き、学びのモチベーションをオンに。経済理論や統計学も入門科目から丁寧にスタート。3年次からは、自らの関心に従ってプログラムを選び、系統的に学修します。定められた科目の単位を修得すると「プログラム修了証」が発行され、専修大学経済学部にて特定の分野を学び修めた証として、社会で専門いしずえ性を積み上げていくための礎「経済政策1・2」「財政学1・2」「公共経済学1・2」など「金融論1・2」「金融政策1・2」「国際金融論」などとなります。少子高齢化で社会保障費は増え続け、ますます悪化していく日本の財政。自分たちの暮らしや未来に関わることは、詳しく知る必要があると考え、この学科に進みました。ゼミでは、消費税について考察。財政の健全化に税率アップが必要なのかどうか、各国と比較して検討しました。より公平な税のあり方を考えていくには、データの分析が不可欠です。増税はイヤという感情論ではなく、統計を駆使して客観的に検証することが大切だと実感しています。税のスペシャリストである国税専門官をめざして、1年次から公務員試験の勉強にも力を入れています。2年次に始まるゼミナールの特徴は、少人数で実践的に学べること。幅広い領域にわたって開講され、その分野をリードする気鋭の教員から、経済の新しい動きや経済理論の最新動向を吸収できます。「中級ミクロ経済学1・2」「中級マクロ経済学1・2」「計量経済学1・2」など経済の全体像を見渡せる視野と経済問題を実証的に分析できる力を修得現代経済学科3年■ 遼太郎さん 埼玉・秩父高校出身学びのPOINT学びのPOINTINTERVIEWCLOSE UP消費税についてゼミで発表し、ディスカッションするために、各国の統計データを比較したプレゼン資料を作成。学びのPOINT所属ゼミナール「日本と世界の 財政問題を考える」関連科目生田キャンパスCHECK取得可能な資格P107 教職課程等P121 資格・採用試験将来のキャリアをイメージして学べる!経済やビジネスの国境が薄れて社会の共通基盤である経済学がますます重要性を増しています。そのため、グローバルに通用するミクロ・マクロ両面の経済理論※と実証分析のツールとしての統計学を基礎から段階を踏んで体系的に身につけたうえで、自分が関心を持った現実の経済問題をデータをもとに分析する力を養います。論理的で実証的なアプローチこそ先を読みにくい時代の確かな力になります。その解決策に根拠はあるか経済学の分析手法が今、求められている2年次ゼミに所属し自分の専門を探るインターンシップや講義などを通じて、将来、社会でどのように経済学の専門性を活かしたいか考える機会を多く設けています。学外特別研修3年次からのプログラム選択企業や外部団体講師による講義3年次プログラムに沿って専門性を高める4年次ゼミ論文で研究の成果をまとめる経済政策プログラム金融プログラム無理なくスタートをきる手厚い初年次教育専門分野を掘り下げる4つのプログラムから選択増税の根拠を、データで客観的に探る企業産業プログラム経済理論プログラム経済の動きに即応する少人数のゼミナール現代経済学科現代経済学科

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