産業能率大学 GUIDEBOOK 2026
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□年次□年次□•□年次SANNO University 2026SANNO University 20261年間の中で自分が進化していく。今後のPBLに向けて弾みがつきました。012013入学前から期待していたのがPBL(課題解決型学習)でした。グループワークではリーダーをはじめ、さまざまな役割を担うことが求められるため、PBLを通して自分を変える機会にしたいと思っていました。初年次PBLでは、年に3回、課題解決プランを提案するプレゼンテーション大会があります。3回のPBLを体験することで自分の強みや改善点に気づくことができました。入学直後に行った4月のPBLでは、アイデア出しに力を注ぎ、企画内容が高く評価されました。しかし7月に行われた前期PBLでは、ターゲットの設定や客観的視点が欠けたプランになってしまいました。その反省点を活かし、12月に行われるPBLに臨みました。マーケティングの授業でインプットした知識を活用し、企画の妥当性を検証しました。メンバー間で議論やデータ分析を慎重に行い、説得力のあるプランを提案することができ、ゼミ代表に選ばれました。初年次PBLを通して、メンバー全員で共通の目標を持つことや密なコミュニケーションを取ることの重要性を学びました。この経験を2年次以降のPBLでも活かしたいと思います。将来は、実家が営む旅館を継承したいと考えています。大学で経営の理論と実践力を養い、旅館経営に活かしていく。そのヒントを得たいと思い、2年次に「地域ブランド創造プロジェクト」を履修しました。この授業では、湘南地区で近年栽培が始まったオリーブを活用した関連商品の開発を行いました。このプロジェクトを通して「誰がどんな課題を抱えているのか」を現地で探り、分析することの大切さを学びました。その一方で、本質的な課題を発見し、解決のためのプロセスの設計力や経験値が不足していることを痛感しました。この授業で感じた不足部分を補うために、2年次後期には小野田ゼミを選択し、3年次には「神奈川産学チャレンジプログラム」というビジネスコンテストに参加しました。企業が抱える経営課題の解決策を考えるというテーマに対し、未知の顧客を発掘するマーケティング手法を活用し、プラン作りを行いました。コンテストでは、最優秀賞を獲得し、自信につながりました。問題を掘り下げるための基礎力を養い、自分に足りない能力に気づき、補うために研鑽を積む。こうした進化を、一連のPBL(課題解決型学習)を通じて遂げられることに、SANNOで学ぶ魅力があると思います。渋川高等学校出身市川 裕翔群馬県立戸塚高等学校出身石田 梨々子神奈川県横浜市立情報マネジメント学部 3年経営学部 1年SANNOの4年間で身につくのは課題発見力・解決力、コミュニケーション力、協働力、論理的思考力、情報収集力、調査・分析力、知識活用力など、社会が求める汎用的な力です。こうした力が全学生に確実に定着するように、知識の連続性、関連性を重視し、実践を通して段階的に学びを進めていきます。本質的な課題を、ビジネスで解決する。その実践力を段階的に進化させました。理論と実践基礎的な学び● 基礎スキル   英語、パソコン活用、ジェネリックスキルなど● 理論学習 ビジネス・マネジメントの基礎など● 実践学習 初年次ゼミ● スキル習得   資格取得、ビジネス実務● 理論学習  経営戦略、組織・人事、財務・会計、マーケティング● 実践学習  コラボレーションによるプロジェクト授業  専門ゼミ● 専門性、実践力の強化  企業や地域との  コラボレーションプロジェクト  学外コンペティションへの参加強みをつくる□□□□□□□□□□□□□□□進化する□□□□□□□□□□□□□□□□□□

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