立正大学 GUIDEBOOK ARCH2026
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文学部史学科学びの特徴学びの特徴Point064 ARCH 2026 れない現地の雰囲気や細部の情報を収集します。3・4年次の長期休暇には遺構測量や発掘調査等も行います。史実を読み解いて、根 拠に基づいた説得力のある議論を展開するための論理的思考力を磨いていきます。し、研 究 書 等の文 献を読みながら調査を進め、発表でわかりやすく伝えるためのプレゼン技術を学びます。フィールドワークで体験的・実証的に学ぶ調査する地域に赴き、史料では得ら史料を読み解き論理的に思考する史 学 研 究に必 要な史 料を収 集し、自分の考えを的確に伝える学び演習ではテーマについて史料を収集の 日、「 考 古 学 実 習5・6」の 授業で埼玉県比企郡吉見町の人造洞窟「巌窟ホテル」に赴き、3日間の調査を行いました。この遺跡初の本格調査です。調査は、遺跡の歴史的・文化的価値を明らかにし、今後の保存・活用につながる情報を得るため、3次元測量を中心に実施しました。学生たちは、前段の授業で機器の操作や手順を修得済み。グループで協力しながら 主体的に手際よく作業を進めました。全国でも珍しい近代観光遺跡の調査としても貴重な機会となりました。遺跡に直接触れる経験、3次元測量などの先端スキルの修得は、考古学の研究や文化財を扱う仕事に大いに貢献します。本間 岳人 准教授本学科は「足で学問する」ことを重視しています。教室の外に出て博物館や美術館、文書館等を訪ね、史 料や遺 跡にじかに触れ、体験的かつ実証的な歴史学研究を行います。授業授業未未調調査査のの史史跡跡へへ!! 先先端端技技術術をを駆駆使使ししてて洞洞窟窟遺遺跡跡をを探探るるこFocus OnFocus On112233

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