立正大学 GUIDEBOOK ARCH2026
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学内助成による研究・事業の推進・奨励応 募がありました。今 後も“ リス ” ニングルーム』という団体が発足しました。FM しながわの役 割を担っています。 今 後は企業との関係をより強固にし、産学連携事業を展開していきます。「地元で学び、地元で生きていく若い世代の支援」を掲げ、埼玉東上地域に所在する大学、自治体、企業が、地域課題の解決を目的に教育研究や地域貢献等さまざまな分野で協働する試みに参画しています。TJUP では共同教員と学生が地域・社会貢献となる研究・事業を行うための研究活動費を助成しています。地球環境科学部・関根講師は、埼玉県東松山市・明善谷沼で生態系回復の研究活動を進めました。品川区との共催で、「しながわ防災学校×立正大学 連続講座 防災ワークショップ」を 2 回にわたり開催しました。グループワークを交えながら地域防災について学ぶ、本学としても新たな取り組みで、しながわ防 災 学 校と地球環境科学部から防災に精通した教員が講座を担当しました。地震や水害に直面した際、どのような対応を取れば被害を最小限に抑えられるかを参加者がグループとなって話し合い、発表する形式が好評を博しました。大学が保有する知的財産を地域や社会のみなさまに活用していただくために、本学の教員による公開講座を積極的に行っています。熊谷キャンパスでは、毎年「立正オープンカレッジ」を開催し、総合大学としての特色を最大限に生かして、全9学部の多岐にわたる分野の講師陣による講義を、前期と後期に分けて実施しています。学術的な側面から地域のニーズに応え、「地域」を「知域」とした未来づくりに寄与できるよう取り組んでいます。立正大学では地域や企業と本学の研究者をつなぐさまざまな支援を行い、研究・地域連携事業に取り組んでいます。大学の宝である知的財産を培うための研究推進、その研究成果を積極的に開示することで社会へ還元する地域貢献。この両側面をうまく機能させ、より開かれた大学をめざし、今後もさらなる連携の拡充を図っていきます。しながわ大学連携推進協議会の会員校である星薬科大学との共催で、品川地域の小学生を対象としたイベントを 2 週にわたり開催しました。両大学がもつリソースを生かした講座について協議を重ね、「健康」をテーマにした企画を実施。定員を上回る多数の子どもたちからの地域の子どもたちに大学で学ぶ面白さを伝える機会を提供し、未来ある子どもたちの育成を支援していくことに取り組んでいきます。ラジオを通じて立正大学の魅力や地域情報を発信する『ちょこっとラジオ番組『シナガワンラジオ』のワンコーナーを担当し、月 1 回放送で学生の生の声で発信しています。そのほかにも、さまざまな地域連携事業に参画し地域の魅力を高めるでの教育・研究活動、公開講座や研修会の実施 、キャリア支援等、各大学の知見や資源を生かした多様な活動を展開。学生による地域イベントへの参加や、他大学の学生同士が交流する事業も活発に企画されています。CASECASECASECASECASERISSHO UN IVERSIT Y 131研究推進・地域連携の事例小学生向け講座「FOR THE KIDS」FM しながわとの連携「学生の地域情報発信」「埼玉東上地域大学教育プラットフォーム(TJUP)」への参画地震や水害が起きたらどうする?品川区共催「防災ワークショップ」9学部の多様な講義を公開「立正オープンカレッジ」3355224411研究推進・地域連携

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