立教大学 CAMPUS GUIDE 2024
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1234561234564年次3年次文学部Q&APICK UP上記以外にも多様な科目が展開されています。詳細はシラバス検索をご利用ください。立教シラバスMON.TUE.MON.TUE.WED.THU.SAT.FRI.WED.THU.FRI.SAT.077異界の成り立ち卒業論文(制作)テーマ例1年次時間割(秋学期)2年次時間割(春学期)自ら問題意識を抱く力とそれに基づく批評力を、さまざまなジャンルやテーマに応用する経験を重ね、さらに磨きをかけていきます。3年次の「演習」は、教員の専門性を生かした多様なテーマで開講され、具体的な作品や思想について考察しながら、4年次に取り組む卒業論文(制作)のテーマを検討します。この卒業論文(制作)こそが、本専修で身につけた読解力、思考力、批評力、文章作成力の集大成です。 主な授業紹介● 演習F17〜F32 ● 卒業論文(制作)予備演習演習 F26(文学における異界の設計)現実の「今」「この場所」とは異なる世界が広がる文学作品。安部公房やカフカなどを取り上げ、作品内の「異界」がどのように設計されているのかを読み解きます。● 卒業論文(制作)・ 卒業論文(制作)指導演習◆ 虚実が混淆するアニメーション−今敏論◆ 監視社会におけるまなざしの変遷 −『一九八四』と『ハーモニー』を手掛かりに◆ 性愛と規範−フーコー『快楽の活用』において◆ ロベール・ブレッソンの「シネマトグラフ」 −イメージの創造◆ アートと天皇−大浦作品非展示問題を巡って◆ SF作家は予言者か、星新一の ショート・ショート作品に見る予言された未来◆ 「性」の多様性を促進するメディア −ステレオタイプからの脱却を目指して◆ 絵本『カイコ』(挿絵の表現・働きから見る物語世界)文芸・思想専修文学作品を軸に哲学や思想も学び創作・表現・思索活動を目指す日本文学専修あらゆる年代の日本文学を研究し日本語の特質を多角的に考究STUDENTʼS VOICE文学知識と創作経験を生かし社会の魅力を読者に伝える編集者として活躍したい 文章を書くのが好きで、大学で創作についてしっかり学びたいと思ったことや、高校時代に学習した文学や倫理についてもっと掘り下げて学びたいと思ったことが、本専修に進学した理由です。特に魅力を感じた点は、とにかく「何でもできる」ことでした。哲学をはじめ、文芸批評や現代詩など、さまざまな専門分野を持った先生方がいらっしゃるため、興味のある分野について深く学ぶことができました。一見すると無関係に思える分野でも、学ぶうちに実は関連性があることに気づいたときには刺激を得ると同時に、自らの視野が大きく広がるのを感じました。 卒業後は、文学に関する知識や小説の創作に取り組んだ経験を生かして、雑誌の編集者になりたいと考えています。何にでも興味を持ち、社会にある面白い物事をキャッチし文章にして読者に届け、世の中をさらに魅力的に感じてもらうことが現在の目標です。井原 槙太郎 4年次 東京都暁星高等学校英語ディスカッション2哲学概論2英語プレゼンテーション英語リーディング&ライティング2物質の科学フランス語中級2文学講義209上級フランス語リスニング&リーディング1哲学講義6文学講義文学講義403217日本文化と精神性身体表現と実作・入門演習哲学フランス語中級2倫理思想実践講義2F2上級フランス語演習1フランス語圏文学講義文学講義の文学15文学講義404演習F11上級フランス語ライティング1415文学を生み出すキリスト教フランス語文献講読1Read More完成期4年間で磨き上げた読解力・思考力・批評力を卒業論文(制作)に結実させる文芸・思想専修と日本文学専修は、どのような違いがありますか。日本文学専修は、日本語学や日本文学に特化した専修です。一方、文芸・思想専修は、日本語で書かれた日本文学だけでなく、日本語に翻訳された欧米やアジアの文学や思想も学べる専修です。また文芸・思想専修は、文学作品を読解するだけでなく、哲学や批評の読解を通じて論理的な思考を身につけ、論理的な文章を書く実践的発信力を鍛錬する専修です。

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