立教大学 CAMPUS GUIDE 2024
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[ 社会学・経営学 ][ 数 学 ]MY RKYOIKil Learnng Stye|CASE 社会学や経済学の学びから「日常に息づく数学」を実感04|導入期形成期完成期047専門科目微分と積分入門専門科目幾何学1正課外活動教育実習 幼い頃から「教員になる」という夢があり、答えが一つでも解法が無限にある数学に面白さを感じていたことから、数学科の教員になるために進学。日常生活には関係のないように感じる数学の理論も、社会ではさまざまな場面で用いられています。そうした「数学の社会的活用」を知るために、日常でよく目にする建物や形の数学的分析を行いました。例えば高速道路のカーブを事例に、事故率とカーブの角度やハンドルの傾きの関係性などを分析することで、これまで漠然と理解していた数学の知識が、実生活と関連づけて理解でき、世の中に対する解像度が上がったと実感しています。 立教大学は文系学部と理系学部が同じキャンパスにあるため、文系科目の履修がしやすく、社会学や経済学などの科目も履修しました。自分たちが生活する社会をさまざまな視点で考察したことで、自ら教育に携わるのではなく、教育における社会課題を解決する仕事に興味が湧くように。卒業後は教育業界の課題を解決する企業に就職。これまで学んできた文系・理系の知識を総合的に生かしたいと思います。高校までに学んだ微分と積分について、改めて基礎から学修。自分が漠然と理解していた数学的な解法には、歴史や背景が存在していると気づいた。日常生活に存在する曲線や曲面について、微分・積分の知識を応用して分析。「生活の中にある曲線」を学ぶ中で、専門的に研究したいテーマが定まった。高校生の数学の授業を担当。講義で得た知識や教育事例をふまえて「数式が成り立つ背景」や「日常生活との関連性」を生徒に伝えるなど、現場で学びを実践できた。立教ファーストタームプログラム学びの場としての社会家族や生死、恋愛など社会に存在する現象の理由や論理について学ぶ授業。単純に見える社会現象にも背景にはメカニズムがあると知り、社会学の面白さを実感した。多彩な学びレジャー・レクリエーションと現代社会多彩な学び現代のビジネスを学ぶ社会に大きな影響を与える企業の仕組みや、経済の仕組みについて学修。ビジネスを発展させる手法など、学んだ知識をインターンシップや就職活動に活用できた。スポーツにおける空間概念を例に、単語の意味や行動の変化を考察。たった一つの言葉でも捉え方や文脈によって定義が異なり、言葉を発することは責任が伴うと実感。数 学社会学経営学茅野 裕希 [内定先:株式会社ベネッセコーポレーション]理学部 数学科 4年次 東京都 大成高等学校文系・理系の枠を越えて自由に学ぶRLSでは、人文科学・社会科学・自然科学の各領域の科目を自由に履修できます。文系・理系の垣根を越えた学びから、複雑化する現代社会に対応するための幅広い知見を身につけることが可能です。

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