2123456111234564年次3年次理学部Q&APICK UP宇宙開発はどのように進められているのか? JAXAが開発・運用するプロジェクトの具体例をとおして最新の技術や成果を知り、物理学の応用について理解します。上記以外にも多様な科目が展開されています。詳細はシラバス検索をご利用ください。立教シラバスMON.TUE.WED.力学2スペイン語基礎2基礎物理学微分積分2スポーツスタディ2(東洋的フィットネス)現代社会のMON.電磁気学TUE.SAT.THU.FRI.THU.物理数学物理学演習1WED.FRI.SAT.107惑星探査計画JAXAの実績卒業論文テーマ例宇宙物理学素粒子物理学1年次時間割(秋学期)2年次時間割(春学期)現代の物理学の最先端をなす量子力学・統計力学を学び、理論的な研究や実験的な研究に取り組みます。講義で理解を深めたあとに、理論または実験の各分野の研究室に所属し、テーマを設定して自らの力で卒業研究を進めていきます。また、大学院進学者の要望に応えるため、4年次から大学院生と共通して履修できる講究科目を設置し、大学院レベルの内容が学べるよう配慮しています。主な授業紹介● 量子力学1・2● 統計力学1・2● 物理学実験1・2● 量子力学演習1● 統計力学演習1● 量子力学・統計力学演習2JAXA宇宙科学技術講義● 卒業研究1・2● 宇宙物理概論● 原子核概論● 惑星物理概論● 原子・分子・光物理概論● 素粒子概論● JAXA宇宙科学技術講義◆ リュウグウ表面の岩石密度推定◆ 閉弦の共変量子化における制約条件◆ 有限要素法シミュレーションを用いた 近距離重力実験のEvent Generatorの開発◆ アモルファス氷の結晶化による「分子火山」の観測◆ インフレーションによる原子重力波の生成◆ デュオプラズマトロン型イオン源を用いた 星間分子イオンの生成と反応ネットワーク計算◆ GX339-4のDisk Lineによるブラックホール研究◆ 金星雲頂温度に見られる定在重力波構造と 地形との関係◆ ブラックホール力学の第0法則と第2法則STUDENTʼS VOICE物質が進化する過程を実験室で再現することで宇宙の■を解明したい 宇宙という大きなスケールの事象を、実験室という小さな空間で再現することで、宇宙の■を解明するアプローチに強く引かれ、本学科に進学しました。物理学は1人で黙々と解法を考える学問という印象がありましたが、1年次から3年次まで履修した「物理学演習」が、新たな気づきを与えてくれました。演習では難しい問題を学生同士で議論しながら解き進めます。自力では解けそうもなかった問題が、他の人と意見を交わすことで解法の発見に至った時の達成感は格別でした。1人で突き詰めるのではなく、他者の考え方を取り入れ多角的に問題を捉えることで、物理学の奥深さを実感できました。 現在は「実験室宇宙物理学」の研究に取り組んでいます。原子や分子が宇宙空間で衝突反応を繰り返し、物質は進化を重ねてきました。その過程を実験で再現しようと試みています。今後は大学院に進学し、さらに学びを深め専門性を磨いていきたいと思います。武正 龍人 4年次 埼玉県熊谷西高等学校生徒・進路指導の理論と方法(B)物理計測論演習2スペイン語基礎2線形代数諸相学校教育相談の理論と方法(A)リスク心理学教職概論日本国憲法宇宙物理学序論1英語ディスカッション2英語プレゼンテーションコンピュータ英語リーディング&ライティング2実験2熱力学教育制度論・教育課程論(C)スポーツスタディ1(太極拳)感情・人格心理学自然科学の教育心理学探究(B)自然環境の経済数学保全基礎物理入門地学概説実験解析力学Read More完成期量子力学・統計力学など最先端の物理学を学び理論的・実験的研究を進める立教大学の物理学科の特徴は何ですか。本学科では、物理学の諸分野の基礎を段階的に学び、最先端の研究へと進みます。中でも、地球から宇宙の果てまでを対象とする「宇宙物理学」を深く学べる点が特徴です。自ら製作した観測装置を人工衛星に搭載したり、相対性理論などを駆使して宇宙そのものやブラックホールの■に迫ることができます。また、素粒子をはじめとしたミクロな世界の現象についても、加速器などを活用した実験のほか、量子力学などを用いて理論的研究を行います。がん放射線治療などの医療系の道に進むこともできます。
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