立教大学 GUIDE BOOK 2023
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MY RKYOIKil Learnng Stye|CASE 導入期形成期完成期文系科目の学びで得た多角的視点に立った考察力02|037専門科目理学とキャリア専門科目化学実験専門科目卒業研究 「人々の健康に貢献したい」という夢があり、食品や化粧品など多方面で私たちの生活を支える化学に興味をもっていたことから、化学科に進学。1年次からさまざまな領域の講義科目を受講していたため、卒業研究ではその知識を総合的に生かした実験に挑戦しました。また、社会で活躍するには、現代社会の事象を正しく理解する必要があると考え、積極的に他学部の授業も履修。文学や社会学、経済学などの学問に触れたことで、多くの知識を得られました。また、1つの視点から結果を出すのではなく、複数の知識を組み合わせて物事を考える習慣がついたとも感じています。この多角的視点に立った考察力は、専門科目での研究にも大いに役立ちました。初めのうちは研究職に就くことを考えていましたが、心理学の授業で「人の心と行動」について学んだことで、多くの人と関わる営業職の道に進みたいと思うように。化学の専門的な知識と、人に寄り添う心理学の視点を、営業の場でも生かしていきたいです。立教ファーストタームプログラム人権とジェンダー多彩な学び心の科学専門科目(観光学部)外食産業論人文科学社会科学自然科学理学部卒業生の講義から、学部の学びが社会でどのように生かせるのかを学んだ。職業選択の幅が広がり、漠然としていたキャリアプランを明確にできた。合成実験や測定・計算実験など幅広い化学実験を行う授業。化学の知識が深まっただけでなく、実験に対する準備力やレポート作成スキルも身についた。「白金錯体の光学的特性」をテーマに研究を実施。自ら研究計画を立て実験を行い、考察を繰り返すことで、課題解決能力や論理的な思考を養うことができた。人権問題やジェンダー問題について、これまでの歴史的経緯と現代社会における課題を考察。社会で暮らす一人の人間として、必要な知識と考察力を得ることができた。人が取る行動と、その背景にある人の心理について分析する手法を心理学的視点から学んだ。相手に寄り添い、心の動きを読み解く姿勢の重要性に気づいた。外食産業の経営環境や、業界を取り巻く社会の構造について学ぶ授業。さまざまな企業の課題や展望を知ったことで、食品メーカーへの就職を志望するきっかけになった。登坂 文音 [内定先:伊藤ハム株式会社]理学部 化学科 4年次 東京都 新宿高等学校文系・理系の枠を越えて自由に学ぶRLSでは、人文科学・社会科学・自然科学の各領域の科目を自由に履修できます。文系・理系の垣根を越えた学びから、複雑化する現代社会に対応するための幅広い知見を身につけることが可能です。[ 化 学 ]化 学観光学[ 文系科目 ]心理学

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