大切なのは、困難な状況を悲観せず前向きに解決しようとする姿勢不安や不満をため込むだけではもったいない自分のリーダーシップを信じて行動し続けたい GL201(質問力を活かしたリーダーシップ開発)では、「質問」によって相手への深い理解から新しい価値を生み出す力が養われました。質問を使った対話によってお互いの本音を共有しながら、解決したい世の中の問題やチームがより良くなるための方法について考えを深めることができました。さらに、多くの人にGLPをとおした学びを届けたいという思いが芽生え、GL101のSA、GL201のCAにも挑戦。コースを運営する立場に立った時に、周囲とのコミュニケーションや協力の仕方などの面で新たな挑戦ポイントが見つかったのは大きな収穫でした。 自分が行動し続けると他者にもその影響が及ぶ。GLPで得た多くの経験は、今後あらゆる課題に直面した際の原動力になると思います。メンバーで話し合い、「成果を出すチーム」になるための目標・ルールを設定チームビルディング課題分析受講科目企業からのフィードバックで提案を改善し、チームメンバー同士でそれぞれのリーダーシップと連携を振り返る中間発表と振り返り佐藤 虹太 社会学部 社会学科 4年次 新潟県 新井高等学校理解できたつもりでいたリーダーシップ他者と協力しチームを動かす難しさを痛感 新しい学びの場に対する期待と好奇心を抱いて挑戦したGL101(リーダーシップ入門)。回を重ねるたびに思考がほぐされ、権限なきリーダーシップへの理解が深まっていきました。一方で、プロジェクトに対するチームメンバー間の姿勢の差に不満を感じており、「どうして自分が思うように進まないのか」ともどかしい場面も多々ありました。振り返りで「もっと人の声に耳を傾けてほしかった」というチームメンバーの本音を聞き、衝撃を受けたことは今でも忘れられません。その失敗経験の原因を探ろうと、今度はGL102(他者のリーダーシップ開発)に参加。実体験をさまざまな角度から振り返りディスカッションを行うことで、相手の視点に立つことがいかに重要であるかが見えてきたのです。GLP科目は、教員だけでなく、リーダーシップ開発に取り組む学生SA(Student Assistant)が授業運営に大きく関わります。授業の準備からファシリテーションまでを行い、学生の目線による学びの最大化や、楽しく学ぶ環境づくりをします。受講生は、そのSAの存在が刺激となり、SAに挑戦する学生もたくさん生まれます。その他にも、コースリーダーの教員と共に授業を創るCA(Course Assistant)という役割もあり、学生と共に創ることが特長です。022INTERVIEWGL101GL102GL201GL101の授業の流れ課題解決に向け、仮説を立てた上で問題を深掘りしてプランを考案GL101 SA*GL201 CA**学生と共に創る、学生のためのGLP
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