職業能力開発総合大学校 大学校案内 2025
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1年次建築工学専攻2年次3年次4年次2年/愛知県出身愛知県立刈谷高等学校卒業科目例科目例科目例科目例建築計画概論、基礎製図Ⅰ、木造加工実習、建築工学実験地域施設計画、構造力学、木造建築実習、建築材料実験鉄骨構造、構造計画、内装実習、鉄筋コンクリート実習卒業研究、建築総合設計製図、構造実験、建築設備実習マストアイテムノートパソコン。家でレポートを書いたり、2次元や3次元CADをするのには必須。CADをするにはスペックが高いものが好ましい。※画像はイメージです好きな授業や印象に残っている実習等、おススメしたい授業は何ですか。 1年次の木造実習です。職業大に入ってから初めての実習で、新しい実習服を身に着けて臨みました。この学校の強みは他の大学にはほとんどない木造やコンクリートの実習があることで、座学で学んだことを実際に体で覚えることができるのでとてもおもしろくてためになる授業でした。最初の実習は鑿(のみ)の刃を研ぐことから始まりました。今後の実習に必要不可欠なので先生の話をよく聞き、メモを取りながら一生懸命取り組んだのを覚えています。先輩や後輩との交流はありますか。ある場合はどのような時に交流しますか。 あります。同じフットサルサークルの先輩や同じ建築工学専攻の一個上の先輩、同じ寮にいる先輩と話したりします。そこで今まで大変だった授業や難しい授業のことを聞いたり、先輩が取っていたノートや講義資料や過去問をもらったりしています。サークルでは4年生の先輩と話せる機会があるので、卒業研究の様子や就職活動についてや今後の進路について貴重な話を聞くことができたりします。一人暮らしは大変ですか、楽しいですか。食事はどうしていますか。 寮で生活しています。寮の中には食堂があるため、学校がある日は朝昼晩と三食しっかりと食べることができています。土日は食堂はないためバイトがある日はまかないを食べて、寮にいるときは各階にIHコンロ、電子レンジ、トースター、電気ポットがあるためそこで簡単な料理をしています。部屋に友達を呼べないのは少し残念ですが、勉強に集中できる環境にはなっていると思います。受験生の方へメッセージをお願いします。 誰もが憧れるであろう東京で学生生活を過ごすことができます。他の大学と比べると休みが少ないなど大変なところはありますが、今までの自分を変えられるチャンスです。大学生から自分を変えてみませんか?27INTERVIEW 在校生インタビューTOPICS 4年間の流れ倉橋 智也 さん建築工学を学ぶための基礎的な知識と技術・技能を身につけます 講義では建築一般構造、建築計画概論、建築材料、建築環境工学概論などから建築工学の基礎知識を学び、図面作成や木材を手工具で加工する実習によって建築設計・施工に必要な基礎的な技術と技能を身につけます。講義で学んだ知識を実験で確認するための基礎的な実験・実習にも取り組みます。建築工学に関する専門分野の知識と技術・技能を身につけます 講義では建築計画、構造、環境・設備、施工に関する専門分野を広く学び、実習では2次元及び3次元CADを用いた設計や木材加工機械を用いた模擬家屋の建て方などを行い、より専門的な技術と技能を身につけます。材料実験では木材や鋼、コンクリートなどの材料特性を理解し、壊れ方を観察・評価します。職業能力開発施設・生産現場で活かせる実践力・応用力を身につけます 3年次では鉄骨構造、構造計画などを学び、木造建築の造作、クロスやカーペットなどのインテリア施工、小規模な鉄筋コンクリートの建物の施工図を作成して実際に建物を施工するなど、建築物の設計から施工に至る一連のプロセスを学びます。実習には、グループによる活動も多数取り入れ、より生産現場に近い環境で実践的な技術と技能を身につけます。卒業研究をとおして専門性を深め、能力開発施設・生産現場で活かせる課題解決力を身につけます 研究室(ユニット)に所属して、3年次までに習得した知識・技術・技能を活かして、建築工学の専門的な課題に対する調査、設計、実験等を行い、その成果を論文としてまとめます。調査結果、実験結果に対して合理的な評価と検証を行うことによって、職業能力開発施設や生産現場で活かせる論理的思考力、問題解決力、文章力、プレゼンテーション能力を身につけます。

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