職業能力開発総合大学校 大学校案内 2025
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●第一種・二種・三種電気主任技術者 ※実務経験後申請で取得可能●第一種・二種電気工事士 ※在学中の受験サポート、卒業後は筆記試験免除●一級電気工事施工管理技士 ※実務経験年数の軽減●建築設備士 ※受験資格詳しくはこちら●学士(生産技術)●技能士補●職業訓練指導員免許クリーンエネルギー発生からスマートシステムまで対応できる次世代電気エンジニアをめざす。電気を「作る、運ぶ、使う」ための技術力左:岡 小百合 さん     2年/神奈川県出身神奈川県立生田高等学校卒業右:安達 寛人 さん     2年/富山県出身富山県立呉羽高等学校卒業取得可能な資格・免許電気工学と相互に関連する分野への適用幅広い就職先(電気・電子・情報・機械・居住)への対応新しい分野(クリーンエネルギー発生からスマートシステム)に対応できる基礎力膨大な実習時間に裏付けされたイメージを形にできるものづくり力 電気を生み出す発電技術、電気を安全に運ぶ送配電技術、電気を効果的に使う制御技術を学びます。太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーの理解を深めます。また、電気設備施工実習などを通じて、配線や施工の技術を身につけます。電気設備の断線によるアーク放電の発生や、太陽光発電の大量導入に伴う電力制御の研究に取り組みます。14 シーケンス制御実習、FAシステム実習等を通じて、産業用ロボットなどの動作や、生産システムを自動化する制御技術を学びます。さらに、ロボットシステムインテグレータに必要な技術にも触れます。その上で、サイバーフィジカルシステムを活用した工場設備の研究に取り組みます。の運用も含めたロボットのシミュレーション・制御技術、回路シミュレーションを組み合わせた太陽光発電の高効率化技術、エコマテリアルなどの材料、電気化学を含む環境関連の知識もカリキュラムには含んでおり、DX・GXに対応した開発から製造、運用、廃棄までを一貫してリードできるエンジニアを育成します。生産機械システムを動かす制御技術 電気化学、電子情報工学、計測工学など、電気工学と相互に関連しあう分野を学び、幅広い知識を持った電気技術者を目指します。電気制御システム実習や、パワーエレクトロニクス実習などを通じて、電気を応用的に利用する技術を身につけます。電気を効率的に利用するための電力変換の研究、電磁気を用いた非破壊検査の研究に取り組みます。POINT 専攻の特徴1学びをとおして身につく力電気技術をとおして、環境に配慮した豊かな社会を実現する 電気システム技術は、家電、ロボット、電力インフラ、鉄道、電気自動車など、あらゆる分野で利用されており、現代社会に不可欠です。特に省エネルギー技術を駆使し環境に配慮した、高度なファクトリーオートメーション、電力システムや電気機器の企画、設計、運用は、今日の産業界においてニーズが高く、DX・GXに対応できる人材も望まれています。 電気工学専攻では、一般教養に加え電磁気学、電気回路論を基礎として、その上で電力システム、電気機器、自動計測・制御等の専門分野の講義・演習・実験・実習を行う、体系的に組み合わせたカリキュラムで学びます。卒業研究では自身の興味のある分野を中心に、エンジニアとして諸問題を正しく把握し原因究明、適切な対策を提案できる能力を養います。仮想空間で23電気工学専攻

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