東京農工大学 大学案内 2024
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MECHANICAL SYSTEMS ENGINEERING THE FACULTY OF ENGNEERIING最先端の工作機械を用いた実験や実習を行い、ハードウェアからソフトウェアまでの幅広い分野を研究対象としています。これらの研究を通し、環境と調和した、時代を超える次世代のハイパーマシンを創造します。 ●安川電機 ●伊藤忠テクノソリューションズ ●横河電機 ●古河電気工業 ●三菱重工業 ●三菱電機 ●鹿島建設 ●住友電気工業 ●小松製作所 ●日本製鉄 ●積水化学工業 ●川崎重工業 ●竹中工務店 ●電源開発 ●東京ガス ●東京電力ホールディングス ●日揮 ●日産自動車 ●日本コロムビア ●日野自動車 ●日立金属 ●日立製作所 ●富士通ゼネラル ●本田技研工業 など※2年次後学期から2コース制に移行4年次3年次2年次1年次機械システム工学科工学部NISHIDA, HiroyukiICHIHARA, Sayaka大学院工学府機械システム工学専攻 博士後期課程2年埼玉県立川越女子高等学校出身研究室PICK UP31THE FACULTY OFENGINEERING 准教授|西田浩之 スマートモビリティ、デジタルものづくり、ロボティクス・ナノメカニクスという3つの軸を中心に幅広い機械系専門分野のダイバーシティをカバーする学科です。基礎となる力学、制御、数値解析、プログラミング、材料、設計、加工、精密計測、電子工学などを体系的に学び、「航空宇宙・機械科学」「ロボティクス・知能機械デザイン」の2コースで、機械エンジニアとしての根幹を深く太くし、スペシャリティの枝葉を伸ばし広げることができます。◎印の科目は必修科目、○印の科目は両コース共通専門科目エネルギーシステム解析/流体力学/機械材料学/材料力学/弾塑性解析/機械要素解析/機械システム設計/熱流体システム設計/車両システム工学/精密計測工学/制御システム/機械電子工学/生産システム工学/機械解析幾何学/機械解析代数学/メカノフォトニクス/メカノビジネス/宇宙工学/スポーツサイエンス進学 ●東京農工大学大学院 など定員工学部自然科学基礎科目(数学)(科学)専門基礎科目科学技術英語工学倫理数理統計学統計動力学系解析量子力学概論微分方程式Ⅱベクトル解析関数論電磁気学化学基礎生物学基礎連続体力学流体力学Ⅰ機械材料工学Ⅰ制御工学Ⅰ機械設計Ⅰ伝熱学Ⅰ生産加工Ⅰ◎基礎ゼミ機械システムデザイン材料力学Ⅰ熱工学Ⅰ機械力学Ⅰ機械電子工学Ⅰ微分方程式Ⅰ力学Ⅰ力学Ⅱ〈工学部共通〉線形代数学Ⅰ微分積分学および演習Ⅰ線形代数学Ⅱ微分積分学および演習Ⅱ地学地学実験専門科目航空宇宙・機械科学コースロボティクス・知能機械デザインコース塑性力学伝熱学Ⅱ構造材料評価法トライボロジー数値流体力学および演習機械材料工学Ⅱエネルギーシステム工学エネルギー変換工学宇宙推進工学航空宇宙流体力学有限要素法および演習ガスタービン○流体力学Ⅱ○宇宙制御工学◎CAD演習弾性力学○材料力学Ⅱ○熱工学Ⅱ○機械力学Ⅱ○制御工学Ⅱ◎機械システム設計製図◎機械製図法◎機械システム特別研究Ⅰ専門科目◎卒業論文機械設計Ⅱ生産加工学Ⅱ計測・信号処理工学ロボット工学MEMS車両工学人体運動学生産システム工学人間科学計測法振動制御および演習メカトロニクスおよび演習◎機械システム工学実験Ⅲ◎研究室体験配属○機械システム特別研究Ⅱ機械電子工学Ⅱ光工学◎コンピュータプログラミングⅠ◎コンピュータプログラミングⅡ◎機械システム工学実験Ⅰ ◎機械システム工学実験Ⅱ 学生の声私の研究対象は「空気力学」と「プラズマ」です。プラズマは放電によってつくり出せる物質で、その特性を利用すると物体の周りにある空気の流れを操作することができます。例えば、航空機や車といったモビリティの空気抵抗低減や、風車やタービンの発電効率改善など、流体をエネルギーに変換する機械の性能アップに応用できるのです。私はプラズマから空気に力が伝わるメカニズムの解明に取り組みながら、さまざまな流体機械への実用化を目指しています。この技術を通して、持続可能な社会の実現に貢献したいと考えています。機械システム工学科は、流体、材料、ロボットなど幅広い研究テーマを選択できるのが魅力です。その中で私は、機械工学の「4力」のひとつ流体工学を専門に、超音波を利用した治療における、人体内音場と細胞損傷の物理的関係を明らかにすることを目的とした研究をおこなっています。具体的には、BOS法*という特殊な手法を用いて、これまで計測困難とされた音場の定量評価実現を目指しています。研究対象である超音波は、工業、農業、医療など応用先は多岐に渡り,ミクロな実験での現象をマクロな社会へ影響を与えることができる点にやりがいを感じています。*Background-oriented schlieren法=非接触圧力場計測手法の一種市原さやか プラズマによって空気の流れを操作し、流体機械の性能向上に貢献したい特殊な計測手法で音場の可視化を実現し人体内音場と細胞損傷の関係を解明する本学科が目指すものカリキュラム機械力学、熱工学、流体力学、材料工学などの機械製作に欠かせない知識と技術を身につけ、幅広く基礎を習得。2年次後学期から「航空宇宙・機械科学」と「ロボティクス・知能機械デザイン」の2コースに分かれ、興味のある科目を重点的に学ぶことができます。機械システム工学科の学び卒業後の主な進路 ●IHI ●JFEスチール ●日本電気 ●NTTデータ ●いすゞ自動車 ●オークマ ●オリンパス ●カシオ計算機 ●マレリ ●カワダロボティクス ●サーモス ●シチズン時計 ●SUBARU ●セイコーエプソン ●ソニー ●ダイハツ工業 ●テルモ ●デンソー ●パナソニック ●ファナック ●フジクラ ●ブラザー工業 ●ブリヂストン ●マツダ ●ミクニ ●ヤフー ●リコー取得できる免許・資格 中学校教諭1種免許(理科) 高等学校教諭1種免許(理科) 博物館学芸員人類の未来を拓く技術を実現するハードとソフトを融合し102名LABORATORY PICK UPSTUDENT VOICE

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