武蔵大学 GUIDEBOOK 2026
29/126

留学前留学後留学の種類奨学金の種類0271 協定留学:オーストラリア/ディーキン大学細谷 碧海 さん東京都・私立文化学園 大学 杉並 高等学 校 出身多文化共生が 当たり前な環 境で誰もが 生きや す い社会に目覚める留学と就職活動を同時に行 い言語化 能力が 上達した » 留学REPORT 2 協定留学:アメリカ/ノーザン・ケンタッキー大学■各種奨学金制度留学REPORT人文学 部 英語 英米 文化学科 3年社会学部 社会学科 3年酒井 亮太 朗 さん東京都・都立清瀬高等学校出身留学等の最新情報はグローバル教育センターのWebサイトをご覧ください留学希望者を支援する正課の授業として「留学準備講座」を用意しています。留学先では授業形態が異なるため、ハードな授業に対応できるノウハウが必要です。そのために必要な語学力を養成する授業と、外国語で行われる入門的な授業があります。» 詳細はP.112-113 をご覧ください。協定留学学生海外研修グローバル・インターンシッププログラムGlobal Service Learning帰 国 後 は、留 学 生とともに 英 語 で 学 ぶ「EAS科 目( » 詳 細 はP.025)」の履修や、MCV( » 詳細はP.024)の利用なども推奨しています。身につけた英語力を保ち、またグローバル社会で必要な対話力を伸ばすことができるよう、積極的に活用してください。学生国外留学奨学金学生海外研修奨学金先進国の移民政策を研究するゼミに所属し、日本との比較もしているため、留学は念願でした。アメリカでは英語と黒人学、人類学を履修。特に人類学の授業で特定の民族について知識を深め、多様な問題を学習できました。さらに留学と就職活動が重なったことで、思考を言語化する力が上達したと感じます。「察する」文化がない欧米ではすべてを説明しないと理解してもらえません。就職活動でも考えや経験を詳しく伝える必要があり、曖昧な言葉の使用が減りました。多くの人を幸福にする社会の実現に貢献することが、将来の目標です。留学を通じて英語だけでなく、さまざまな分野の勉強が足りないと痛感。これからも勉強を続けようという思いが一層強くなりました。夏季または春季休暇中に、アメリカ、ベトナムで、3 〜 4週間、自らの専攻や将来のキャリアに関連した企業等でインターンシップを行う制度です。語学力と異文化対応力を駆使しながら、グローバルな環境で就業体験を積むことができます。奨学金の給付もあります。夏季または春季休暇に海外で行うボランティアやインターンシップ等の活動を主とした体験型の実習科目(1〜4単位)です。国際教養学部GS専攻の授業科目ですが、他学部の学生も受講できます。複数あるプログラムのなかから興味・関心にあわせて選択する個人参加型の科目です。9カ月間の留学では、多文化主義といわれるオーストラリアでジェンダー学を学び、多様な人と交流し、自分がどのように成長できるかを楽しみにしていました。印象的だったのは、ある授業で先生が毎回授業の前に先住民族を尊重する話をしたこと。それから、学生同士の自己紹介で自分の名前とあわ せて人称代名詞をいっていたことです。友人たちから音楽や食、伝統などの文化を教えてもらい体験したことで、勝手な先入観が崩れたことも良い経験でした。帰国後は他人にはもちろん、自分に対してもポジティブになったとともに、考えを実行に移す行動力も身についたと感じます。生きづらいと感じる人々が生きやすくなる社会づくりに貢献したいと思うようになったのは、留学の一番の成長だと実感しています。留学 サポ ートグ ローバル・イ ンタ ーン シッププ ログラムGl o ba l Servi ce Lea rning

元のページ  ../index.html#29

このブックを見る