021 ポイント1「専門知」と「総合知」とはポイント2ポイント31 地域連携ワークショップ専門知経済学文学政治学語学心理学総合知社会学生物学etc.. 住 み続けられるまちであるために人間にとってスポーツはどのような文化なのか生活・社会・文化を支える先進技 術は、どこへ向かうのか「専 門 知」は 財 政 学 や 心 理 学 な ど 、あ る 領 域 に 特 化 し た 知 見 を 指 しま す。一 方「総 合 知」は 全 体 を 見渡 し、個 別 的 な も の を 統 合 す る 知見 で す。経 済 学 部 の 学 生 が 文 学 と歴 史 を 学 び、社 会 を 俯 瞰 的 に 理 解す る 力 を 得 た と す れ ば、そ の 力 が「総合知」で す。ピックアップ授業ピックアップ授業 2 スポーツの歴史と文化ピックアップ授業 3 先進の科学技術リベラルアーツ&サイエンスの学びの目的は、「総合知」の獲得と「専門知」の交流にあります。その結果、幅広い知識・技能を身につけ、専門間の対話を実現。副専攻も同様に学部・学科・専攻の「専門知」を補強し、プラスアルファの専門性を養います。学際的な知の交流が視野を広げ、異なる課題解決方法が見えるはずです。さまざまな事象が複雑に絡む現代社会では、「文理融合」の複眼的知識が求められます。この現実を踏まえ、総合科目の「自然と環境」分野には物理学や化学、生物学を置き、全学対象専門科目・共通専門科目においても理系の科目を展開しています。リベラルアーツ&サイエンスの広くて深い学びに挑戦してください。リベラルアーツ&サイエンスの学びに「外国語」が含まれているのは、グローバル時代を生きるための異文化理解力とコミュニケーション能力を身につけるには能動的な外国語学習が欠かせないからです。武蔵大学には英語はもちろん、ドイツ語やフランス語、イタリア語やスペイン語、中国語や韓国・朝鮮語など豊富な選択肢がそろっています。武蔵大学と連携している地方自治体の抱える課題を知り、現地の人たちと接しながら解決のための青写真を描く実践授業です。具体的な課題は少子高齢化、住民の多様化、行政のDX化、医療、福祉、災害対策、地場産業、ツーリズム、SDGsなど。実習先は北海道の中富良野町を予定しています。スポーツは、私たちの生活と密接に絡み合い発展を続けています。その背景には、時代の要請に応え続けたという経緯があり、スポーツを読み解くためにはその歴史的変遷をたどる必要があります。本授業では、スポーツの歴史を学ぶことによって、その文化的な価値や意味についても理解を深めます。科学理論とそのテクノロジーは、現代に生きる私たちの生活・社会・文化に大きな影響を及ぼしています。エネルギーや原子、素粒子、宇宙などを例にとり、こうした分野を司る先進技術は、どうやって現在に至ったのか、その歴史的背景を紐解き理解することで、自然と人間の共生を考える力を育みます。知識の幅を広げる社会科学や自然科学、身体運動科学に関する授業「専門 知 」と「総合知」の交流で新たな視野を生み出す「文理 融 合」の学びを重視し複眼 的 知識を身につけるグローバル時代を生き抜く外国語のスキルを磨く
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