武蔵野美術大学 大学案内 2026
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通信教育課程CORRESPONDENCECOURSE通信教育課程 CORRESPONDENCECOURSE※本冊子に記載しているカリキュラム・科目名は2025 年 3月時点のものですには収まらないボーダレス化が起こっています。この現状と将来を見据え、主に油彩画を中心とした平面造形と版表現を選択的に学び、伝統的技術から現代の表現まで幅広い知識と教養を身につけながら、これまでのジャンルにとらわれない、新たな可能性をも視野に入れた表現を目指します。「金・銀箔」「金・銀泥」「毛筆」「さまざまな和紙」「絵絹」などを用いて、日本画ならではの描法・技法を学びます。この温故知新−古きを温ね新しきを知る見解を基に、自己の新たな表現を生み出し、ひいては現代絵画としての日本画の創造性・可能性を高めていくことを目的とします。絵画表現コース現代の美術では表現媒体の多様化が進み、これまでのカテゴリー日本画表現コース古来から受け継が れている日本画材である「膠」「墨」「岩絵具」立しなくなりつつあります。また、これまでデザインの領域では、平面、立体、空間といった造形的なカテゴリーによって分けられていました。それらを1つのデザインの思考として捉え直し、「情報」「環境」「社会」を3つの大きな柱として、それぞれの専門領域を横断的に学びます。芸術文化に関する認識の成り立ちを理解し、芸術文化の研究方法を「資料・情報の調査と分析」「研究テーマの発想・構想」「成果の論述・表現」の実践を通して身につけ、最終的に卒業研究に取り組みます。必要な科目を履修・修得することで学芸員資格を取得することもできます。デザイン総合コース今やデザインは、プログラミングやネットワークの知識なくしては成芸術研究コース造形文化を中心に、芸術文化を読み解く視点や方法を学びます。メインの教材は、本学教員を中心に第一線の美術家や研究者が執筆した教科書と、課題や学習方法を詳しく解説した「学習指導書」です。これを指針に、学生は各自で課題を進めます。通信授業では教員と直に接することはありませんが、きめ細かな添削によって十分な指導と評価を受けることができます。例えば、提出作品は学生ごとにすべてデータベース化され、一人ひとりの状況に合わせた指導が行われます。教員との直接対面で指導を受けられるのが面接授はそれぞれの仕事や生活のスケジュールを調整し、限られた時間の中で集中して指導を受けます。メディア授業[オンデマンド]はオンライン上で密接な双方向のコミュニケーションを実現するため、高い教育効果を上げることができ、授業のすべてがオンラインで完結します。内容に応じて、図や写真を多用しながら丁寧に解説します。また、開講期間内であれば講義動画を何回でも再生して見ることができます。科目によっては修了テストもオンラインで実施します。通信教育課程は自宅での学習や制作が中心ですが、対面でのスクーリング授業も行われます。スクーリングは鷹の台キャンパス(左)を中心に、三鷹ルーム開講されます。幅広い年齢、職業、地域の学生が混ざり合う通信教育課程ならではの学びの場になっています。多様化するアート・デザインを深く横断的に学べる4コース学 習 方 法学 習 の 流れ通信教育課程サイト面接授業スクーリング関口雅文教授絵画足立圭准教授ミュゼオロジーメディア授業オンデマンド福井政弘教授パッケージデザイングラフィックデザイン川村笑子准教授日本近現代美術史リアルタイムオンラインを通じた双方向型の授業業[スクーリング]で す。学 生教員による直接対面での指導(中)と市ヶ谷キャンパス(右)においても充実した教材ときめ細かな添削指導通信教育課程の授業形態には、「通信授業」「面接授業[スクー科目を中心に通信授業だけで行う科目、実技科目を中心に面接授業だけで行う科目、またオンライン上で講義動画を視聴し、質問やディスカッションを通して理解を深めるメディア授業による科目などがあります。上原幸子教授[主任]ソーシャルデザインキャラクターデザイン室井佳世教授日本画通信教育課程は造形を学ぶ意欲のある高等学校卒業以上のすべての方が対象です。在学中に通学課程への転籍の道が開かれているほか、卒業時には通学課程と同じく学士(造形)の学位を取得できます。リング]」「メディア授業[オンデマンド・リアルタイム]」があります。文化通信授業清水恒平教授インタラクションデザイン吉川民仁教授絵画添削指導荻原剛教授プロダクトデザインインターフェイスデザイン元田久治教授版画絵画119面接授業[スクーリング]│絵画表現基礎ⅠBメディア授業[オンデマンド]│カメラリテラシー通信授業│絵画表現基礎ⅠA教育環境教員│専任教員

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