武蔵野美術大学 大学案内 2026
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クリエイティブイノベーション学科4年次3年次2年次●造形演習Ⅰ〜Ⅳ(デザインリテラシー・グラフィックデザイン基礎/応用・プロダクト)/●クリエイティブイノベーション基礎演習(建築・環境デザイン)1年次3・4年次1・2年次●クリエイティブビジネス概論/○クリエイティブビジネス論Ⅰ・Ⅱ/○クリエイティブビジネス演習/●クリエイティブテクノロジー概論/○クリエイティブテクノロジー論Ⅰ・Ⅱ/○クリエイティブテクノロジー演習/●クリエイティブヒューマンバリュー概論/○クリエイティブヒューマンバリュー論Ⅰ・Ⅱ/○クリエイティブヒューマンバリュー演習/◇クリエイティブイノベーション実践講義Ⅰ〜Ⅵ/●卒業研究・論文●クリエイティブイノベーション概論Ⅱ/●構成演習Ⅱ●クリエイティブイノベーション基礎実習(課題探求)/●クリエイティブイノベーション概論Ⅰ/●構成演習ⅠNNOVATONCREATVEIII ● 造形実習Ⅰ・Ⅱ(絵画・彫刻)/● 造形構想基礎実習Ⅰ〜Ⅳ(絵画・彫刻・映像・ミクストメディア)●現代社会産業論Ⅰ・Ⅱ/●フィールドリサーチ演習Ⅰ● International Communication Ⅰ・Ⅱ/● 知的財産権基礎※本冊子に記載している カリキュラム・科目名および学生の学年表記は2025年3月時点のものです企業日 立 製 作 所/polaris/ジャクエツ/博 報 堂/安田不動産/ACTANT/日本橋浜町エリアマネジメント/コンセント/サントリーウェルネス/都市テクノ/鹿島興産/フロンティアコンサルティング/ディーランド/太 田 オープンファクトリー/メルカリ/LIFULL/日本橋浜町エリアマネジメント/SHIBAURA HOUSE/ファーストリテイリング/モリサワ/Mesm Tokyo, Autograph Collection/弘仁会板倉病院●現代社会産業論Ⅲ・Ⅳ/●フィールドリサーチ 演 習Ⅱ/●English Communication Ⅰ・Ⅱ●クリエイティブイノベーション演習Ⅰ・Ⅱ/●クリエイティブイノベーション研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ/●キャリアイノベーション/●産学プロジェクト実践演習Ⅰ・Ⅱ/◇産学プロジェクト実践演習Ⅲ・Ⅳ/◇ 国内フィールド演習/◇ 海外語学演習/◇インターンシップ演習自治体・教育機関滋賀県長浜市/北海道大学/北海道教育大学/北海道岩見沢市/熊本県天草市/宮崎県/北海道森町/大分県日出町/東京都小平市/私立富士見高等学校/熊本県天草市/千葉県君津市実社会における学びを重要視し社会解決型プロジェクトに全学生が参加学科別科目 ●=必修科目  ○=選択必修科目  ◇=自由選択科目不確実な時代においては、実社会における学びが欠かせません。そのため本学科では「社会課題解決型プロジェクト」に専門課程のすべての学生が参加します。都心キャンパスの立地を生かして、提携企業や自治体と連携し、専門家や大学院生と協働しながら2カ月にわたる産学プロジェクトに取り組みながら、社会課題解決や新事業創造、イノベーションを生み出すためのデザインアプローチを学びます。また、それ以外にも希望する学生が参加できるプロジェクトが多数用意されており、関心に応じて選択することができます。基礎課程は鷹の台キャンパスにおいて、造形教育、教養教育、プロジェクト実践のための基礎教育を展開します。造形教育では絵画、彫刻、プログラミング、デザイン、映像などを集中的に学び、作品を批評する講評を繰り返すことで、対象を観察する力や表現力、プレゼンテーションやディスカッションの能力を養います。こうした造形教育で培われる創造的思考は、イノベーションの□となるアブダクション思考の土台となります。同時に展開される教養教育では、心理調査・社会調査の方法や人類史・近代産業史を学び、現代社会への理解を深めるとともに、批判的思考(クリティカルシンキング)を養います。また、物事を前提から問い直す観察力や洞察力、イノベーションの視点を身につける概論や基礎実習を通して、専門課程でプロジェクト実践に臨む基盤を築きます。市ヶ谷キャンパスが拠点となる専門課程は、社会課題解決型プロジェクトへの参加がカリキュラムの大きな軸となります。既存のマーケティングやブランディングを学んだ上で新しいビジネスのあり方を考える「クリエイティブビジネス」、サービスデザインやUXデザインのアプローチを学ぶ「クリエイティブヒューマンバリュー」、そして、それらを支えるテクノロジーを前提とした思考方法を身につける「クリエイティブテクノロジー」̶これらの専門領域や、最先端の共創デザイン、コミュニティデザイン、データマイニングなどを包括的に学び、その蓄積を合同授業や産学プロジェクトで実際にアウトプットします。自らの専門性を社会課題に活用する方法をプロトタイピングしながら、課題を創造し、ビジョンを提案できる総合的なマネジメントスキルを磨いていきます。産官学プロジェクト・共同研究の主な連携先(2023〜2024年度)不確実な時代に怯むことなく、最善の未来予測を自らの手でつくる。研究室サイト 優秀作品集サイト造形教育教養教育プロジェクト実践(基礎)イノベーション+プロジェクト実践専門領域※本学科と大学院造形構想研究科では、4年間の学部教育と1年間の大学院教育(修士課程)を有機的に組み合わせた「学士・修士5年プログラム」を用意しています。申請には条件がありますので、詳しくは研究室へお問い合わせください。右ページ上段│SEUNGMIN『生成AI と不気味の谷:不気味の崖っぷちで』│生成AIの進化が芸術と文化に与える影響を追求し、「不気味の谷現象」に新たな次元をもたらす可能性に焦点を当てた研究(2023年度卒業研究・論文)/中段左│滝沢侑花『左利き技あり展―日常生活における左利きの工夫―』│左利きの工夫を追体験できる仕掛けを通じて「不便」をポジティブに捉え直すきっかけの提案(2023年度卒業研究・論文)/中段右│2001Y(田村義希)『Motive Revealer: 会話から下心をリアルタイムに特定するAI』│すべての発言には欲求が現れると考え、その欲求をリアルタイムに特定するスマートグラス向けAPPの開発(2023年度卒業研究・論文)/下段左│橋口純奈『CUBE―Music Communication Tool―』│音楽の知識がなくても直感的に楽しめる演奏ツールの提案(2023年度卒業研究・論文)/下段右│福原稔也『Botanical Bomb』│球根をセットした装置を所有者不明土地に設置し、「所有」について議論を呼び起こすプロダクトデザイン(2023年度卒業研究・論文)環境汚染や格差是正など、今、社会が直面している課題はどれも一筋縄ではいかないものばかりです。複雑な状況や文脈価値を理解して、解決のためのプロトタイピングを行いゴールへ向かう、創造的思考と実践力が実社会から強く求められています。本学科では、アートとデザインの理解と実践による造形教育を基軸に、企業・自治体・政府機関と連携するプロジェクト実践、それらを支える先端専門教育を通して、自身の視点でビジョンを見いだし、課題解決を実践する総合力を身につけます。

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