武蔵野美術大学 大学案内 2026
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基礎デザイン学科4年次3年次2年次●デザイン論ⅣA●デザイン演習Ⅱa〜Ⅱh(ゼミ)◇デザイン論ⅣB● 卒業制作・卒業論文●デザイン論ⅢA・ⅢB○ デザイン演習Ⅰa〜Ⅰn(タイムアクシスデザイン/シナジェティクス/テクストインフォメー◇コンピュータ演習Ⅱ●デザイン論ⅡA・ⅡB● 記号論ⅠA・ⅠB● 色彩論Ⅱ● 形態論Ⅱ●デザイン論ⅠA・ⅠB● 色彩論Ⅰ◇プロダクト材料演習○タイポグラフィ研究◇シルクスクリーン演習◇Design Project E(英語による授業)SCENCEOFDESGNII ション/オブジェクトコミュニケーション/展 示とデザイン/プロダクト環境/インターフェイスデザイン/エディトリアルデザイン/アプリケーション開発/写真表現/グラフィック/ヴィジュアルコミュニケーション/モーションデザイン)● 形態論Ⅰ●コミュニケーション実習● 言語表現論● 表示方法論Ⅰ◇コンピュータ演習Ⅰ○ 表示方法論Ⅱ・Ⅲ○テクスト研究○デジタルイメージ研究○ 知覚方法論○デジタルメディアとデザイン○ヴィジュアルランゲージ研究○ 詩学/○ 社会学特論/○ 人工知能論/○タイポグラフィ論/○デザイン記号論/○ 文化記号論※本冊子に記載している カリキュラム・科目名および学生の学年表記は2025年3月時点のものです3年次豊富な演習科目を経験し、自分自身の領域を形成する時期です。デザイン演習Iで は 、インフォメーション、ヴィジュアルコミュニケーション、プロダクト領域を軸エーシス論をはじめ、デザインの新領域を探求する理論演習も選択できます。4年次デザイン演習Ⅱは、ゼミにおいてし、卒業制作・論文へと展開する場です。4年間の成果として、「デザイン学」の理念に基づき、ザインの脱領域的な取り組みなどが期待されます。1年次「デザイン学」のもとに、専門性を越境してデザインを展開できる人材の育成が本学科の目的です。1年次は近・現代のデザイン思想に触れるデザイン論を基盤 に、形態論、色彩論で「かたち」や「いろ」の生成のもととなる造形の原像を実践的に探求します。2〜4年次共通選択科目3・4年次共通選択必修科目 ○ 映像工学/○オートポイエーシス論/○ 言語論/○ 現代科学論/○コミュニケーション論/2年次デザイン論、形態論、色彩論を軸に、デザイン理論の学習と実践を深め、デザインに関わる諸学問へ視野を広げ、社会的な諸問題を考察します。また、造形を包含する言語体系として記号論を学びながら各種研究を選択し、各自の問題領域の水脈を見つけます。学科別科目 ●=必修科目  ○=選択必修科目  ◇=自由選択科目1 年次芹澤碧『Is there そこにいる』水をメディアとし、日常に見る水とは異なる動きやかたちをつくり出すことで、物質に対する認識を再考するインスタレーション(2023年度卒業制作)ショウコウ『へその緒│umbilicallet』印刷物のトリムマークや3Dプリンターのサポート材など、プロダクトの製造過程で生まれた廃材を「へその緒」に見立て、人間の胎児を生産物として措定する試み(2023年度卒業制作)弦巻朱音『品種改良』家禽、ペット、鑑賞という目的ごとに生み出した新たな鳥類の品種を実物大の模型とパネルで表現。人為的な動物の品種改良の問題を提起した(2023年度卒業制作)保科千晶『言葉を覗く』「やばい」としか言い表すことができなかった感情と情緒の塊を立体にして留め、混沌とした感情と言葉の世界を表したオブジェ(2023年度卒業制作)に13の演習を用意。オートポイ各自の研究テーマを発見・探求横断的な学問分野の視点から社会への問題解決の提言や、デやばいやばいやばいやわらかな頭脳と感性を育みながら、デザインの新しい姿を問い続ける。研究室サイト 優秀作品集サイト水城尚央子『Ch.』自らの手で音楽家フレデリック・ショパンの曲を作曲年順に並べ替え、ショパンを表す本をつくる試み。3冊のアートブックにまとめられた(2023年度卒業制作)デザインとは、生活者が本来あってほしいと願う「かたち」をつくり出すこと。そして、生活の中の行為やふるまいなどを考察し、おのずと「かたち」が浮かび上がってくる瞬間に立ち会うことです。本学科は、すでにあるデザイン領域に対応する技術を教える場ではありません。分化されたデザイナー養成のあり方を見直し、「かたち」の生成力を身につけるカリキュラムで、柔らかな頭脳と感性をもって生活の中で本来あるべきデザイン、「かたちの本質」を構想し、提案できるデザイナーを育成します。099

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