武蔵野美術大学 大学案内 2026
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建築学科2年次1年次ARCHTECTURE● 設計計画Ⅳ(スタジオ選択)◇ 庭園史*◇ 写真表現◇ 造形演習*I※本冊子に記載している カリキュラム・科目名および学生の学年表記は2025年3月時点のものです● 建築設計基礎●CAD・図学● 建築設計表現● 造形総合・絵画Ⅰ● 設計計画Ⅰ-1● 設計計画Ⅰ-2◇ 基礎数学2年次3年次4年次計画と設計を分けず、トータルな表現として建築に取り組む4年間必修の設計計画実技・演習科目● 設計計画Ⅲ-1(スタジオ選択)● 設計計画Ⅲ-2(スタジオ選択)講義科目● 建築意匠A/● 都市デザインA● 建築計画C/● 建築施工Ⅰ● 建築意匠B/● 建築設備・実験Ⅰ● 建築法規Ⅰ/◇ 都市デザインB*◇ 建築概論A・B*/◇ 建築施工Ⅱ*◇建築法規Ⅱ*/◇建築設備・実験Ⅱ*◇環境計画b*◇ランドスケープデザイン概論*山下咲香『誰かの生活』一般的なワンルームアパートメントへの疑問を出発点に、集まって暮らす良さのある集合住宅を目指した設計(2023年度卒業制作)実技・演習科目● 卒業制作(スタジオ選択)講義科目◇ランドスケープデザイン近代史*田代綾乃『jelly space』ゼリーを素材に壁、椅子、床、オブジェを制作したインスタレーション(2023年度卒業制作)学科別科目 ●=必修科目  ○=選択必修科目  ◇=自由選択科目 *2〜4年次共通選択科目1 年次吉村優里『木密の寓話』かつて豚革産業で重要な役割を担った東京の下町を舞台に、街や産業の記憶を「物語る」機能を持ったアーカイブ建築の提案(2023年度卒業制作)1〜4年次共通選択科目 ◇エクスチェンジ・プログラムⅠ・Ⅱ/◇コラボレイティブ・プロジェクトⅠ・Ⅱ実技・演習科目● 造形総合・彫刻Ⅰ講義科目◇ 構造力学基礎● 構造デザインⅠ杉山峻涼『the Doctor Turns Pale,』│ある家にまつわるいくつもの像を、とりとめのない日常の無数の断片へと還元させた住宅(2023年度卒業制作)飯島裕也『BE A GOOD SCENERY(S)』JR長崎本線浦上駅の建て替え計画。再開発が進む街に土木・インフラ・人間のスケールを横断する駅舎を提案した(2023年度卒業制作)実技・演習科目● 設計計画Ⅱ-1(住環境)● 設計計画Ⅱ-2(身近な都市空間)◇ 基礎造形講義科目● 建築計画A/● 計画原論A● 構造力学Ⅰ/● 建築構法●建築材料学・実験Ⅰ/◇計画原論B*◇ 構造力学Ⅱ*/◇ 建築計画B*◇ 建築材料学・実験Ⅱ*◇ 構造デザインⅡ*本 学 科 の 教 育 の 大きな 軸 は、4 年 間 必 修 の 設 計 計 画 で す。計 画に取り組むための演習課題で、講義で身につけた知識・技術を課題に集約、統合させ、豊かな創造性を育みます。3年次以降の設計計画はスタジオ選択制となり(下記参照)、ゼミナールとともに各教員主宰のスタジオ単位で実施します。建築デザインの基礎を学ぶ授業をはじめ、建築士資格に必要な構造力学、構造デザインなど工学的内容の授業も1年次から始まります。工学部系建築学科に比べ、造形教育、建築デザイン教育に重点が置かれ、1年を通して造形力・表現力の基礎を身につけていきます。3年次設計計画Ⅲはスタジオ選択制となり、担当教員が 独自のテーマを掲げる各スタジオ(上記参照)を前期・後期で1つずつ選択し、制作を通して自身のテーマを模索・発見します。講義科目では2年次までの基礎的な内容から、より実践的・専門的な知識を学びます。(Planning)と設計(Design)を分けることなく、トータルな表現として建築3年次前期・ 高橋スタジオ[社会と場所の関係から]・ 菊地スタジオ[地形と建築の新たな関係]・ 持田スタジオ[サステナブル・アーキテクチャー]・ 小松スタジオ[マテリアルから空間まで、アートの視点から]3年次後期・ 小西スタジオ[建築と構造の融合]・ 國廣スタジオ[まちづくりへ波及効果のある建築デザインとプロセスの計画]・ 布施スタジオ[建築空間の形式と可能性]・ 長谷川スタジオ[ランドスケープデザイン、風景と私たちの営みの関係を探る]多様な専門科目と設計計画を連動して進行し、建築デザインの表現技法とともに、計画・設計の方法を身につけます。建築デザインを社会的・文化的側面から多面的に深く考える設計計画Ⅱのほか、環境計画、基礎造形など学科独自の講義も行います。4年次1年間を通して1つのスタジオに所属します。設計計画Ⅳでは社会における建築や環境のデザインを意識した課題が出題されます。各スタジオのテーマを深化させる課題を通して、自身の将来の建築との関わり方を考え、集大成となる卒業研究・制作に取り組みます。美術大学ならでの環境から刺激を受けて、美的価値を含めた建築の探求と創造を目指す。研究室サイト 優秀作品集サイト人間の関わる空間すべてを対象に、人間の活動を支え居場所となる良質な環境づくりが建築の役割です。建築学科では、空間を構成する造形能力を身につけ、建築と、生活基盤である場所や地域との有機的関係の構築を学びます。また、社会の仕組みに働きかけ、新たな社会と価値の創造に関わる建築の現状把握や歴史的考察のための分析能力を習得し、文化やアート、デザインの教養も深めていきます。建築をトータルな表現として学ぶ設計計画をカリキュラムのコアとし、3年次からは少人数のスタジオに分かれ、今日的なテーマとジャンルの課題にチャレンジします。095

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