武蔵野美術大学 大学案内 2026
47/76

空間演出デザイン学科●空間演出デザインⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ(選択)●実材実習Ⅰ(照明実習)●実材実習Ⅱ(選択)● 製図ⅡA〜E○ 造空基礎Ⅱ●デザイン基礎Ⅰ(紙と再現)●デザイン基礎Ⅱ(体験と実習)●デザイン基礎Ⅲ(布と自立性)ANDFASHONDESGNII,I1234 SCENOGRAPHYDSPLAY○造形総合・デザインⅡ (ウェアラブル・光と影)●デザイン基礎Ⅳ(光と影)佐藤明日香『Flux House』多夫多妻制の家族のコミュニケーションから住空間までをデザインし、社会通念にとらわれない家族のかたち・暮らし方を再考する試み(2023年度卒業制作)谷口茉広『隣の芝生は青いのか』羨望や 他者への比較─。個室のトイレを舞台に普遍的な感情をテーマにしたパフォーマンス公演時間|6分25秒(2023年度卒業制作)● 空間演出デザイン論● 製図ⅠA〜E○ 造空基礎Ⅰ● 卒業制作※本冊子に記載している カリキュラム・科目名および学生の学年表記は2025年3月時点のものです3・4年次セノグラフィ│舞台芸術空間、舞台衣装や映像・CM美術など、文学・言葉・物語・音楽を立体化する芸術領域を学修対象とします。インテリアデザイン│公共空間・商業空間・住空間におけるインテリアデザイン、インスタレーション、環境設計を学修対象とします。環境メディアデザイン│身の回りにあるモノを捉え直し、ヒトとモノ、ヒトと場所との関わりをデザインする、総合的な芸術領域、インスタレーション、ディスプレイを学修対象とします。ファッションデザイン│身体を取り巻く文化・環境・メディアへと広く視野を展開する芸術領域を学修対象とします。左│白木優羽『charming remnants』不要になったハギレや古着を繊維状に加工し、衣服の再活用をファッションとして表現(2023年度卒業制作)右│明和峻矢『地球の肌』「庭園」という空間表現と映像表現で、ごく身近にある事象をマクロの視点から捉える視点を提示したインスタレーション(2023年度卒業制作)セノグラフィコースインテリアデザインコース環境メディアデザインコースファッションデザインコース3年次前期│専門領域課題を選択し、高度な技術と表現力の深化を学修する3年次前期は、各学生が4年次修了までに学修する専門領域を明確にするために、各専任教員が設定する課題が多種構成されており、異領域を横断的に選択し学修することも、同領域を系統的に選択し学修することも可能です。3年次後期・4年次│専門領域においての造空表現力と造空思考の更なる深化を学修する各領域の担当教員が開設するゼミナールを選択し、卒業制作まで深く専門領域を学修します。2年次3年次2・4年次共通選択科目 ○ 空間メディア論Ⅲ・Ⅳ/○ 色彩計画論Ⅰ・Ⅱ1年次造空・造形基礎を学修する造空と造形を学修するためにはまず、モノをつくる、空間をつくる人としての姿勢を、身体経験を通じて学修する必要があります。1年次は各専門領域の視座ではなく、多岐にわたる芸術表現を具体化する実習、基礎製図、座学講義など通じて、モノをつくる、空間をつくる姿勢とは何かを総合的に学修します。2年次造空・造形基礎をさらに深く学修する2年次前期は、1年次に培った姿勢から、より積極的な表現を学修するために、多様な領域の講師が開設する課題を選択することが可能です。後期は学内の施設空間を使用し、今後は重要な空間演出メディアとなるであろう、照明分野の実習である環境照明課題や、共通テーマに沿った各領域表現を実習で学修します。4年次セノグラフィコース│○セノグラフィA・B・C○セノグラフィD・E(ゼミナール)インテリアデザインコース│○ 空間1(インテリアデザイン)A・B・C○空間1(インテリアデザイン)D・E(ゼミナール)環境メディアデザインコース│○ 空間2(環境計画)A・B・C○ 空間2(環境計画)D・E(ゼミナール)ファッションデザインコース│○ファッションデザインA・B・C○ファッションデザインD・E(ゼミナール)セノグラフィコース│○セノグラフィF・G・H・I(ゼミナール)インテリアデザインコース│○ 空間1(インテリアデザイン)F・G・H・I (ゼミナール)環境メディアデザインコース│○ 空間2(環境計画)F・G・H・I (ゼミナール)ファッションデザインコース│○ ファッションデザインF・G・H・I (ゼミナール)ど「古 典」となった 概 念を相反する視点から捉え直し再構築したショー公演時間|8分24秒(2023年度卒業制作)小澤拓生『無主物の終点』「無主物」と呼ばれる廃棄物や自然環境を、神道的思想に基づ いて椅子という新たなモノに再生する試み(2023年度卒業制作)オ チェヒョン『“Obscurity”』フェティシズムやパンクな※2024年4月に環境計画コースから名称変更1・3年次共通選択科目 ○ 情報機能論/○ 空間メディア論Ⅰ・Ⅱ学科別科目 ●=必修科目  ○=選択必修科目1 年次4コースが交差する自由自在な環境で空間を豊かに美しく形づくるデザイナーを養う。研究室サイト 優秀作品集サイトセノグラフィ、インテリアデザイン、環 境メディアデザイン、ファッションデザインの4コースから成る本学科は、扱う領域はさまざまですが、「人を幸せにしたい」という共通の想いを持っています。空間をデザインするには、時間とともに変化する自然の姿からの学びや、美術・デザインの歴史や技法、新しいメディアや技術への理解も大切です。そして個々の感性が集結することで、初めて空間は成立します。独自の表現力と豊かな創造性を養い、人間の営みが展開される空間を、より豊かに美しくかたちづくるデザイナーを育てます。091

元のページ  ../index.html#47

このブックを見る