武蔵野美術大学 大学案内 2025
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通信教育課程 CORRESPONDENCECOURSECORRESPONDENCECOURSE通信教育課程サイト通信教育課程の授業形態には、「通信授業」「面接授業[スクーリング]」「メディア授業[オンデマンド・リアルタイム]」があります。文化科目を中心に通信授業だけで行う科目、実技科目を中心に面接授業だけで行う科目、またオンライン上で講義動画を視聴し、質問やディスカッションを通して理解を深めるメディア授業による科目などがあります。きめ細かな添削指導通信授業充実した教材と直接対面での指導面接授業スクーリング教員によるオンラインを通じた双方向型の授業メディア授業オンデマンドリアルタイム103103通信教育課程は造形を学ぶ意欲のある高等学校卒業以上のすべての方が対象です。在学中に通学課程への転籍の道が開かれているほか、卒業時には通学課程と同じく学士(造形)の学位を取得できます。絵画表現コース現代の美術では表現媒体の多様化が進み、これまでのカテゴリーには収まらないボーダレス化が起こっています。この現状と将来を見据え、主に油彩画を中心とした平面造形と版表現を選択的に学び、伝統的技術から現代の表現まで幅広い知識と教養を身につけながら、これまでのジャンルにとらわれない、新たな可能性をも視野に入れた表現を目指します。日本画表現コース日本画の特徴である描画材としての岩絵具、箔、泥、墨、支持体としての和紙、絹、板、漆■などの素材や材料を扱い、線描やたらし込みなどさまざまな技法で描くことで、日本画ならではの表現を学びます。同時に、 他の領域を横断的に学ぶことで、新たな表現を生み出し、現代絵画としての日本画の創造性を高めていくことを目的とします。デザイン総合コース今やデザインは、プログラミングやネットワークの知識なくしては成立しなくなりつつあります。また、これまでデザインの領域では、平面、立体、空間といった造形的なカテゴリーによって分けられていました。それらを1つのデザインの思考として捉え直し、「情報」「環境」「社会」を3つの大きな柱として、それぞれの専門領域を横断的に学びます。芸術研究コース造形文化を中心に、芸術文化を読み解く視点や方法を学びます。芸術文化に関する認識の成り立ちを理解し、芸術文化の研究方法を「資料・情報の調査と分析」「研究テーマの発想・構想」「成果の論述・表現」の実践を通して身につけ、最終的に卒業研究に取り組みます。必要な科目を履修・修得することで学芸員資格を取得することもできます。上原幸子教授[主任]ソーシャルデザインキャラクターデザイン福井政弘教授パッケージデザイングラフィックデザイン荻原剛教授プロダクトデザインインターフェイスデザイン室井佳代教授日本画メインの教材は、本学教員を中心に第一線の美術家や研究者が執筆した教科書と、課題や学習方法を詳しく解説した「学習指導書」です。これを指針に、学生は各自で課題を進めます。添削指導通信授業では教員と直に接することはありませんが、きめ細かな添削によって十分な指導と評価を受けることができます。例えば、提出作品は学生ごとにすべてデータベース化され、一人ひとりの状況に合わせた指導が行われます。金子伸二教授近代日本における造形認識の形成に関する研究元田久治教授版画絵画清水恒平教授インタラクションデザイン吉川民仁教授絵画2023年7月に吉祥寺校から鷹の台キャンパス(左)に事務室・研究室が移転し、2024年度からスクーリングは本キャンパスを中心に行われます。三鷹ルーム(中)と市ヶ谷キャンパス(右)は、主にデザイン系科目のスクーリング会場として利用されます。学生は鷹の台・市ヶ谷の両キャンパスの図書館を利用できます。関口雅文教授絵画足立圭准教授ミュゼオロジー教員との直接対面で指導を受けられるのが面接授業[スクーリング]です。学生はそれぞれの仕事や生活のスケジュールを調整し、限られた時間の中で集中して指導を受けます。メディア授業[オンデマンド]はオンライン上で密接な双方向のコミュニケーションを実現するため、高い教育効果を上げることができ、授業のすべてがオンラインで完結します。内容に応じて、図や写真を多用しながら丁寧に解説します。また、開講期間内であれば講義動画を何回でも再生して見ることができます。科目によっては修了テストもオンラインで実施します。多様化するアート・デザインの世界に対応し、専門分野を深く、横断的に学ぶことができる4コース学習方法学習の流れ通信授業│絵画表現基礎ⅠA教育環境教員│専任教員面接授業[スクーリング]│絵画表現基礎ⅠBメディア授業[オンデマンド]│カメラリテラシー通通信信教教育育課課程程

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