武蔵野美術大学 大学案内 2025
51/73

映像学科 I I IMAGNGARTSANDSCENCES1年次の基礎を生かし、専門的あるいは発展的な学びを追求して、創造的思考力の強化を図ります。写真・映画・アニメーション・イメージコンピューティング・メディアアート・映像空間の6領域の多彩な演習授業が年間を通じて並走するカリキュラムによって、領域を自在に横断したり進化させることができます。多様な資質や志向を持った学生一人ひとりが主体性を持ち、自身のレベルや興味に合わせた選択設計が可能です。上│森陽平『The shape of』3DCG、フォトグラメトリ│4分37秒(2020年度卒業制作)中│渡邉龍平『完璧な若い女性』映画│66分(2022年度卒業制作)下│羽部空海『DOCOOK』映像│4分24秒(2022年度卒業制作)●映像表現実習●卒業制作・論文○写真Ⅰ-3・Ⅱ-3・Ⅲ-3・Ⅳ-3○映画Ⅰ-3・Ⅱ-3・Ⅲ-3・Ⅳ-3○アニメーションⅠ-3・Ⅱ-3・Ⅲ-3・Ⅳ-3○イメージコンピューティングⅠ-3・Ⅱ-3・Ⅲ-3・Ⅳ-3○メディアアートⅠ-3・Ⅱ-3・Ⅲ-3・Ⅳ-3○映像空間Ⅰ-3・Ⅱ-3・Ⅲ-3・Ⅳ-3○写真Ⅰ-2・Ⅱ-2・Ⅲ-2・Ⅳ-2○映画Ⅰ-2・Ⅱ-2・Ⅲ-2・Ⅳ-2○アニメーションⅠ-2・Ⅱ-2・Ⅲ-2・Ⅳ-2○イメージコンピューティングⅠ-2・Ⅱ-2・Ⅲ-2・Ⅳ-2○メディアアートⅠ-2・Ⅱ-2・Ⅲ-2・Ⅳ-2○映像空間Ⅰ-2・Ⅱ-2・Ⅲ-2・Ⅳ-2○写真基礎○映画基礎○アニメーション基礎○CG基礎○メディアアート基礎○イメージエフェクト●映像原論映像学科では、映像、音、言語、造形という4つの側面から映像表現を学び、それらを自由に操れる人材を育成しています。イメージを膨らませて新しい表現を生むためには、技術を知ることが必要です。そのため、専門分野を決定する前にさまざまな映像表現の基礎を体験します。映像分野の総合知識と表現技術を習得し、映像の価値を知るよき理解者や制作者を増やしたいと考えています。※本冊子に記載している カリキュラム・科目名および学生の学年表記は2024年3月時点のものです0990991年次1〜4年次共通選択必修科目○イメージングサイエンス論Ⅰ(イメージテクノロジー)/○イメージングサイエンス論Ⅱ(ネットワーク芸術論)/○イメージングサイエンス論Ⅲ(映像理論研究)/○イメージングアーツ論Ⅰ(サウンドイメージ)/○イメージングアーツ論Ⅱ(音楽概論)/○イメージングアーツ論Ⅲ(現代写真論Ⅰ)/○イメージングアーツ論Ⅳ(現代写真論Ⅱ)/○デザイン演習/○オーディオアート/○メディアアート研究/○写真テクノロジーA-Ⅰ・A-Ⅱ/○インスタレーション研究/○映像・写真文化論Ⅰ・Ⅱ/○ドキュメントⅠ・Ⅱ/○映画史/○シナリオ制作演習/○産官学共同プログラムⅠ・Ⅱ/○国際交流プログラムⅠ・Ⅱ2年次2・3年次渡邉実莉『プレハブの皮膚』インスタレーション│アクリルパイプ、LED、塩ビパイプ、ジェルメディウム、ほかサイズ可変(2020年度卒業制作)研究室サイト学科別科目●=必修科目  ○=選択必修科目写真暗室でのプリント制作からデジタルカメラやパソコンを使った写真表現まで、その他の映像領域との連携を図りながら、多様な技術、表現を学びます。アニメーションさまざまな作品・作家との出会いを通して、手描きやストップモーションなど幅広いアニメーションの表現を学びます。絵画・イラストレーション・ゲームといった隣接領域とも連動しながら、各人の表現手法を発見し、制作を通して発展させていきます。メディアアート映像、音響、装置、身体を軸に、美学的・哲学的な視点からの実験的なメディアアート制作を進めます。海外の教育機関との協働プロジェクトも展開します。1年次まずは映像の本質と可能性を考え、写真・映画・アニメーション・CG・メディアアート・イメージエフェクトなどの領域に触れながら、広域な知識と技術を身につけます。後期には絵画と彫刻から造形を実践し、映像と美術の両面から創造的思考を学びます。4年次映像表現の統合性を感得し、真の専門性の獲得を目指します。学生は専任教員のゼミを選択し、それぞれの志向に沿って、さらなる高度なステージへ研究制作を進めます。卒業制作は4年間の学修の成果を結集し、自らテーマを決めて取り組み、全専任教員によるジャンルの枠を超えた講評を経て、一般公開されます。制作・上映・展示のすべてを学生自身で実現します。3年次映画演出・技術・美術・演技など、チームが他領域とも連携して世界観を紡ぐ「映画」の企画制作から公開までを学びます。国内外の学生交流や外部との協働プロジェクトも実施します。イメージコンピューティングコンピュータは映像をかたちにする強力なツールです。心に浮かぶ映像、世界に満ちている色、かたち、動き。関連分野とも連携しながら3DCGの技法を使いこなし、イメージをかたちにしていくプロセスを学びます。映像空間“映像”によって変容する“空間”の創出と、“空間”によって見いだされる“映像”の探究。従来の映像表現の拡張と深化を目指します。4年次知識を広げながら深め、深めながら広げていく。領域を自在に横断し、進化できる6つの専門領域IMAGING ARTS AND SCIENCES映像学科映像学科

元のページ  ../index.html#51

このブックを見る