3つの系統の科目を組み合わせ新しい表現領域を創り出すデザイン情報学科 III IIDESGNNFORMATCS INFORMATCSDESGN3-4●造形領域各論/●4年ゼミ/●卒業研究・卒業制作●デザイン文化論/●知的財産権/●ポートフォリオ制作/●3年プレゼミ・後期ゼミ/○デザイン情報学特別演習Ⅱ-A〜F●造形数理/●記号論基礎/●情報処理Ⅱ/●デザイン情報学演習Ⅰ・Ⅱ/○デザイン情報学特別演習Ⅰ-A〜F●デザイン基礎概論/●マルチメディア造形論/●情報処理Ⅰ/●課題発見/●デザインリテラシー/●グラフィックデザイン学科別科目1年次3つの系統と主な授業2年次3年次デザインは異なる立場の多くの人によって支えられる協調的作業です。その中でデザイナーは「何を問題としてどう解決するか」をかたちとして示さなければなりません。そのためには問題の本質を捉え、幅広い知見を束ね、納得と共感を呼び起こす提案に結び付ける柔軟な力が必要です。本学科では多様なメディアの特性を基盤に、つくる・見せる・気付く・考えるという体験と内省の反復を繰り返すことで、課題を自ら発見し、新しい視点から解決策を提案できる方法論を身につけていきます。097097「デザイン情報学」とは、人類社会をより良い方向へ導く新たな表現=提案に必要な理論および実践のためのフレームです。変化の激しい時代を読み解く知識基盤と、問題発掘から構想、提案へと展開する統合力としてのデザイン能力を培うため、本学科では3つの系統の科目̶さまざまなコンテンツ体験の魅力と秘密を探求する「メディア表現系」、UIやメディアアートなどを扱う「コミュニケーション創発系」、web制作や3DCG表現、ゲーム制作技術を学ぶ「デジタル技術系」を自由に組み合わせ、アートやデザインという枠組みを超えた新しい表現領域を創り出す学びを展開しています。本学科の4年間は、時代の変化に流されず、逆にそれをうまく活用する力を身につけるための期間です。1年次にはさまざまな「つくる」を体験して、基礎的なデザインの知識と技術の概要を学びます。2年次では、グラフィックス表現から、映像やサウンドまで多様な演習科目を選択して履修できます。1つの分野を究めることも、複数の分野を横断的に選択し、その掛け合わせで新しい表現や方法論を追求していくこともできます。メディア表現系コミュニケーション創発系デジタル技術系●=必修科目 ○=選択必修科目 プリントメディア編集基礎/映像基礎/アートディレクション/タイポグラフィー/展示照明計画/ブックデザイン/音響文化研究/アニメーション制作/写真集をつくる/イラストレーション/パッケージデザイン/ワンダー写真創造概論/コミュニケーション哲学インタラクションデザイン基礎/メディアアート基礎/デジタルインスタレーション/GUI表現研究/デザインリサーチ/オーディオ・ビジュアルアート/デザインの解剖/サウンドスペース研究/CM映像制作/クオリティレビュー/サウンドデザイン/デジタルアート概論/感性と情報/デザインマーケティング論/ソーシャルデザイン論Webデザイン基礎/3DCG基礎/造形アルゴリズム/応用CG研究/ゲームデザイン/Webプログラミング/デジタルコンテンツ表現/データベース表現/CG論/エレクトロニクスメディア論/テクニカルアーティスト入門/数字、統計、規則、社会3年次からはゼミ形式の授業が始まります。前期では実践的なスキルアップを、後期では専任教員の個別指導のもと、自身の研究の方向を明らかにし、卒業研究・卒業制作の助走期間とします。4年次の卒業研究・卒業制作では、各自が興味ある分野を掘り下げ、ひらめきからアウトプットにいたるまでの考察プロセスを示すことで、社会を結び合わせるメディアとしてのデザインの新しい役割を明確に宣言します。作品だけでなくプロセスドキュメントの提出を義務付けているのも特徴です。メディア表現系社会現象をグラフィカルに表現することからマンガや映画の手法まで、メディアの適性に合わせた表現力を身につけます。コミュニケーション創発系スマホやパソコンの情報表示画面のデザインやメディアアートなど、見る側・操作する側の思考を十分に意識したものづくりに挑みます。デジタル技術系webサイトデザイン、3DCG表現、ゲーム制作に必要なデジタル技術を学びます。情報処理の基礎もプログラミング演習を通じて習得できます。4年次モノ・コトを読み解く中で見えてくる問題意識とアイデアに多様なかたちを与えてみる。4年間の学び1-2デデザザイインン情情報報学学科科
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