武蔵野美術大学 大学案内 2024
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油絵学科油絵専攻「制作」「対話」を重ねて独自の課題や表現の可能性を探究する。IIII III IPANTNG / PANTNGCOURSE◇Art & Communication Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ-1・Ⅲ-2PANTNG / PANTNGCOURSE3-4●絵画基礎Ⅰ (人間を描く/絵画組成 技法・材料論)●絵画基礎Ⅱ (描くことのはじまり〈みる〜ふれる〉)●絵画基礎Ⅲ*1 (色とかたち/シルクスクリーン)●絵画基礎Ⅳ*1(空間と構造/木版)○造形基礎・選択「素材と表現」1・2年次の基礎課程は、学生それぞれの表現に必要な基礎を主体的に学びます。1 年次では作家でもある各教員の特性を反映した課題の中から、自由に選択して授業を受ける「選択課題」を主に、他学科による授業を広く学ぶ「造形総合科目」も用意しています。改めて自分の表現を見つめ直した1年次から、2年次では客観的な視点で自分の表現を捉え直します。1年次と同様に「選択課題」を中心に授業を行い、2年次最後には基礎課程の学びから自由制作に挑戦し、進級制作展として展示まで行います。3年次への進級を前に、グラフィックアーツ専攻への専攻変更も可能です。●絵画基礎Ⅴ (見る・描く・発見する/絵画を再考する)●絵画基礎Ⅶ*1(進級制作)●平面色彩構成*1 (作品と身体/材料演習テンペラ画実習/ 木版・シルクスクリーン)●工芸制作Ⅱ*1 (技法の広がり〈絵画組成表現素材演習〉/ 複合版表現)○絵画基礎Ⅵ*1 (主題について/銅版画)○工芸制作Ⅰ●絵画実習Ⅰ●絵画実習Ⅱ●絵画実習Ⅲ●絵画実習Ⅳ●絵画実習Ⅴ●絵画実習Ⅵ○技法研究Ⅰ・Ⅱ*2○複合表現Ⅰ・Ⅱ●絵画実習Ⅶ●絵画実習Ⅷ○複合表現Ⅲ●卒業制作1年次2年次3年次4年次1〜4年次共通選択科目絵を描くことは、単に造形の領域に留まるものではなく、想像の世界と現実の世界を行き来し、この世界をどう捉えるかを考えることでもあります。油絵専攻は、自らの主題を深く掘り下げ、同時に柔軟で広い視野を持った人材を育成するため、絵画をはじめ、さまざまな分野にも表現の可能性を探っていける「多様性」を大切にしています。教員や同世代の仲間との「制作」「対話」から、新たな表現や考えを生み出していくことを期待しています。 0610613・4 年次の専門課程では、多様な具象絵画の可能性を追求するAコースと、絵画を中心にさまざまな表現の可能性を探るBコースに分かれ、自由制作が中心となります。後期初めのコンクールでは、全員が作品展示を行い、各教員が選出した作品に賞を与えます。制作のみならず、作品を展示することの重要性を問い直す重要な機会です。4 年次の卒業制作は、同じアトリエの仲間や教員の批評にもまれながら作品制作を展開し、作家への第一歩、社会人への第一歩となる作品に集約させていきます。学科別科目●=必修科目  ■=選択必修科目  ◇=自由選択科目*1は油絵専攻・グラフィックアーツ専攻共通科目 *2は選択科目4年間の学び1-2油油絵絵学学科科油油絵絵専専攻攻

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