武蔵野美術大学 大学案内 2024
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「gallery αM」が市ヶ谷へ新天地で新たな価値を発信NEWS3-5F1-2FB2-B1Fアイデアをかたちにするプロトタイプ空間地下2階は広々とした多目的空間。卒業・修了制作展では展示スペースとしても活用されます。地下1階はスタジオ・工房フロア。3Dプリンターや木工加工機、レーザーカッターなどを■えたデジタル・アナログ工房や、撮影スタジオを備え、プロトタイピングに対応します。3階から5階には、専門課程の学部生や大学院生と企業、自治体が協働するプロジェクトの拠点となる演習室やセミナールーム、講義室が集まっています。演習室はプロジェクトの実施内容や形態に応じてフレキシブルに空間をカスタマイズできる設計です。企画は学内で選定するゲストキュレーターに委託し、アートシーンの活性化につながる批評性の高い展覧会企画を行います。上│市ヶ谷キャンパス内のギャラリーエントランス左下│「約束の凝集 vol.1 曽根裕|石器時代最後の夜」企画:長谷川新、撮影:守屋友樹右下│「αM+ vol.2 わたしの穴 美術の穴|地底人とミラーレス・ミラー」パート1:地底人 撮影:加藤健 ともに2020-2021年企画より実社会との関わりを通して、美術大学としての未来を切り拓く拠点である市ヶ谷キャンパスを象徴するフロアです。1階は無印良品の日用品や食品の販売、学食としてのCafeスペース、ワークショップや公開授業の拠点となる「MUJIcom 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス」が入居。2階はノンプロフィットギャラリーの「gallery αM」が東京・馬■町から移転し、産官学プロジェクトなどを実施できる共創スペースとともに、新たな複合空間として生まれ変わりました。1988年、吉祥寺で開設した「ギャラリーαM」に始まる「gallery αM」は、ジャンルを問わず質の高い表現を有するアーティストには作品発表の場を、社会に斬新な価値を発信できるキュレーターには展示企画の場を提供することを目的に活動を続けてきました。本学主催でありながら大学とは独立したかたちで展示を開催し、本学卒業生や関係者以外にも門戸を開くノンプロフィット(非営利)ギャラリーとして、日本のアートシーンの中で重要な役割を果たしています。市ヶ谷キャンパス内への移転後も、常に新しい価値を模索し、発信していきます。αMサイトNEWS地域・社会に開かれた学びの場市ヶ谷キャンパスの全面リニューアルが完了2019年に東京・市ヶ谷で開設した市ヶ谷キャンパスの全面リニューアルが完了しました。造形構想学部クリエイティブイノベーション学科の専門課程(3・4年次)と大学院造形構想研究科造形構想専攻クリエイティブリーダーシップコースおよび、ソーシャルクリエイティブ研究所の拠点として、地域・社会に広く開かれたキャンパスとして新たな価値を創造してきます。041042多様なプロジェクトや講義に対応する学びの場地域・社会に開かれた市ヶ谷キャンパスの象徴

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