明星大学 GUIDEBOOK 2025
32/55

4数学科教育法2DEPARTMENT12356   IOFEDUCATON※ (小)=小学校、(中)=中学校、(高)=高等学校教育学部教育学科教科専門︵数学︶コースSTUDENT'SVOICE教育インターンシップ2初等国語科教育法(書写を含む)初等社会科教育法060061生涯学習論Bコンピュータ概論初等算数科教育法物理学BMON英語4B英語4ATUE代数学2論理学BWED幾何学2SCAN ME !教員68%DEPARTMENT OF EDUCATIONSCAN ME !THUFRI昼休みその他(民間企業等)32%主な就職内定先・進学先 (2021~2023年度)【教員】東京都教育委員会(小・中・高)神奈川県教育委員会(中)埼玉県教育委員会(小・中・高)千葉県・千葉市教育委員会(中・高)茨城県教育委員会(小・中)群馬県教育委員会(小・中)静岡県教育委員会(小・中)横浜市教育委員会(小・中)さいたま市教育委員会(中)札幌市教育委員会(中)バンコク日本人学校【企業】富士通フロンテック株式会社ルイ・ヴィトン ジャパン株式会社【進学】大学院進学(埼玉大学、鳴門教育大学)明星小学校と連携したワークショッププログラミングやICTの活用を体験数学コース演習室で仲間と切磋琢磨算数・数学の教材の探究※数学コースの授業は高等学校の数学Ⅲ・数学Cまでの学習が前提になるため、未履修の場合は困難が予想されます。ただし、入学後に補習や復習は行いません。なお、一般選抜では数学Ⅰ・数学A・数学Ⅱ・数学B・数学Ⅲ・数学Cを含む数学の科目が指定されます。ゼミ紹介教育学科 数学コースの体験教育「探究」し「創り出す」愉しさを実感する体験を数学コースでは、講義を通して学んだことをもとに探究し、自らの手で新しい算数・数学の教材を考案したり、模擬授業やワークショップを通して実践し、仲間と議論するなど、試行錯誤して創り出す体験を大切にしています。特色ある科目解析学1年生前期では、高校数学では曖昧だった極限の考え方を明確にし、「平均値の定理」や「微分積分学の基本定理」を中心として1変数の理論を構築します。後期になると、多変数の関数を扱うようになり、そこでは「合成関数の偏微分」「極値問題」「重積分」「求積問題」などについて学習します。2年生では、現代数学の源流である関数論を学びます。「コーシーの積分定理」を中心とした鮮やかな理論に深い感銘を受けることでしょう。こうしたさまざまな数学を身につけ、使えることをめざして問題を解くことを重視しています。就職・進路データ※2021~2022年度卒業生のデータ確率論事象の考察に始まり、これまで習っている確率の定義には数学的な問題があることを示し、新たな確率の定義を学習します。離散型確率変数、連続型確率変数の期待値・分散、積率母関数などを扱い、具体的な確率分布も学びます。高等学校の教科書では連続型確率変数の結果のみが示されている場合もありますが、それらの証明も数式を用いて行います。また、統計学に必要な確率論の基礎知識も学びます。時間割【例】※2年生後期卒業後の進路学びの場数学コース演習室(33号館)数学コースの演習室は、3年生や4年生がゼミを行ったり、数学や数学教育について学生自らが積極的に学んだりする場になっています。数学や数学教育についての専門書や、小学校から高等学校までの教科書・指導書、各種教材・教具、PCや電子黒板など、学生の学びを深めるために必要なものが、数学コースの演習室には揃えてあります。ゼミの時間以外にも、空き時間に学生が集まって、教材研究や模擬授業の準備を行う姿が毎週のように見られます。履修モデル数学のおもしろさを伝え、筋道を立てて論理的に考え抜く力を育てられる教師へ。教科専門(数学)コースでは、これまで中学校・高等学校の数学教師を輩出してきた経験をもとに、子どもたちに数学のおもしろさを伝え、筋道を立てて論理的に考え抜く力を育てる教師を育成していきます。専門の授業では、解析学、代数学、幾何学、確率論・統計学、プログラミングなど算数・数学教育に関わる諸概念を学び、高い専門性と優れた技能、実践的な指導力を身につけていきます。なお、専門の内容を理解するため、入学前までに数学Ⅲ・数学Cまでの学習が必須となります。数学の自由さやおもしろさを子どもたちが実感できる授業を行いたい2年次の教育インターンシップでは毎週教育現場で学ぶことを知り、魅力を感じました。先生方からのサポートはとても手厚く、教員採用試験の講座は校長経験のある先生方が教えてくださり、講座のなかでは同じ道を志す仲間とともに切磋琢磨し合うことができます。論作文や面接対策では何度も個別に指導をお願いしましたが、いつも丁寧な御指導でした。4年間を通して、算数や数学の授業では教員が一方的に教えこむのではなく、子どもが自ら考えて問題を解決したり、概念を形成したりするためにはどうすれば良いかということについて学べました。大学での学びを活かして、数学の自由さや、考えることのおもしろさを子どもたちが実感できる授業を行いたいと考えています。橋本 経汰 さん教育学部 教育学科 教科専門(数学)コース 2024年3月卒業昭和鉄道高等学校出身教育学部 教育学科教科専門(数学)コース

元のページ  ../index.html#32

このブックを見る