杏林大学 GUIDEBOOK 2026
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EATUREEATURE OFFACULTYHEALTHSCIENCESFEATURETOPICS医学部付属病院と深く連携しながら、現代の医療に欠かすことのできない「チーム医療」に求められるマインドと能力を育みます。同時に、地域社会に目を向けながら、助けを求めている人たちのために働くことのできる人材を育てていきます。保健学部は保健学・健康科学・医療科学分野の8学科(5専攻)で構成されていますが、すべての学科に共通するのは「自ら考える力」を育む教育を行っている点です。基礎科学・基礎医学の土台をつちかったうえで、実践的な学びを通じて専門性を高めていく。そうすることで課題を見つけだし、解決する能力を高めていきます。そうした学びを支えるのは、“杏林ならでは”の少人数教育です。一人ひとりと向きあいながら、とことん学びを深めていく。その成果は、各種国家試験における高い合格率からも見てとることができます。三鷹キャンパス、井の頭キャンパスともに医療設備や研究設備が数多く導入されています。日々進化を続ける医療の世界において、最新の設備を備え、充実した施設で実習経験を積める利点は大きいです。知識の習得はもちろん、より深い理解を促し、現場で活きる確かな技術が身につきます。高度な技術と豊かな人間性とを兼ねそなえた医療のスペシャリストを育成する。保健学部はそうした理念のもと、実践的な学びの環境をととのえています。井の頭キャンパスには、最新の機器をそろえたさまざまな実習室、演習室、研究室があります。こうした施設で学生たちは、疾病の診断に必要な臨床検査技術、健康や環境を維持管理するための健康教育や管理技術、救急救命の技術、疾病や障がいをもつ方を看護・介護、支援する技術やリハビリテーション技術、医療現場で使われる機器の操作や保守、点検、開発などを学んでいます。杏林大学医学部付属病院は、特定機能病院の承認を受けて、東京西部地区三多摩の中核的医療センターとしての役割を担っています。さらに、高度救命救急センター、総合周産期母子医療センターなど、24時間体制で、地域の救急医療に貢献しています。医学部付属病院で、1年次から実際の医療現場を体験することができ、技術を学べる環境を提供しています。高度医療の現場で実習ができる環境医学部付属病院での実習を通じチームのために尽くす人材を育成充実した設備がととのう井の頭キャンパス「自ら考える力」を育む実践的な少人数教育最先端の医療に触れる4年間保健学部の特徴GUIDEBOOK 202629FEATURES OF THE FACULTY実学を重視しチーム医療を担うすぐれた医療人を育成0103F02F

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